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アサヒ、ニッカウヰスキーの歴史あるウイスキーブランドの復刻商品を来春発売

2014-12-08

“日本のウイスキーの父”竹鶴政孝が、思い入れを持ってつくったウイスキーブランドの復刻商品
“復刻版シリーズ”として来春3アイテムを展開予定
第一弾『初号ブラックニッカ復刻版』・第二弾『初号ハイニッカ復刻版』
〜現存する発売当時の商品をブレンダーがテイスティングし、当時の香味を再現!〜


 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、好調なウイスキー市場において、ニッカウヰスキー(株)の歴史あるウイスキーブランドの復刻商品を来春全国で新発売します。
 復刻する商品は、“日本のウイスキーの父”と呼ばれる、ニッカウヰスキー(株)の創業者・竹鶴政孝が思い入れを持ってつくり上げたブランドで、“復刻版シリーズ”として全3アイテムの展開を予定しています。第一弾は、2015年1月27日(火)に『初号ブラックニッカ復刻版』、第二弾として2015年2月24日(火)に『初号ハイニッカ復刻版』(各瓶720ml)を、それぞれ1万箱(1箱=720ml×12本)の数量限定で発売します。第三弾商品は2015年3月以降の発売を予定しています。(第三弾商品の詳細は追って発表する予定です)

 *商品画像は添付の関連資料を参照

■『初号ブラックニッカ復刻版』について
 第一弾として発売する『初号ブラックニッカ復刻版』は、1956年(昭和31年)に発売した「初号ブラックニッカ(特級)」の発売当時の香味やデザインを再現した商品です。

 1956年発売の「初号ブラックニッカ」は、竹鶴政孝が“日本の洋酒界を代表するブランドにしたい”という信念のもとに発売されたもので、自ら考案した“ニッカエンブレム”(※1)を大きくレイアウトした「ブラックニッカ」ブランドの第一号商品です。当時のウイスキー級別制度の中で最高クラスの「特級」(※2)として販売され、竹鶴政孝が目指した本格的なスコッチタイプのブレンデッドウイスキーを実現したものでした。

 『初号ブラックニッカ復刻版』は、当時の味わいを再現するために、未開封で現存していた「初号ブラックニッカ」の中味をブレンダーが実際にテイスティングし、当時の香味を再現しました。当時の香味を再現するために、モルト原酒は余市モルトのみを使用し、さらにカフェグレーンをブレンドしています。また当時と同様に、香味成分が多く残り、より豊かな香りと複雑な味わいとなる「常温ろ過」(※3)を採用しました。
 パッケージデザインは、「初号ブラックニッカ」のデザインをベースに、“ニッカエンブレム”をより華やかなゴールドであしらい、レトロな装いながら洗練されたデザインに仕上げました。

 現在の「ブラックニッカ」ブランドは、「ブラックニッカ クリア」「ブラックニッカ リッチブレンド」を中心とした手頃な価格で飲みやすい味わいのウイスキーで、ニッカウヰスキー(株)の主力ブランドです。本年1−11月累計の販売数量は205万箱(前年比109%)と好調に推移しています。

■『初号ハイニッカ復刻版』について
 第二弾として発売する『初号ハイニッカ復刻版』は、1964年(昭和39年)に二級ウイスキーとして発売した「初号ハイニッカ(二級)」の当時の香味やデザインを再現した商品です。

 1964年に発売された「初号ハイニッカ」は、竹鶴政孝の“より多くの方に手頃な価格でおいしいウイスキーを飲んでもらいたい”という想いから、飲みやすい味わいと、500円という買いやすい価格で発売された商品です。ウイスキーに慣れ親しんでいない人でもおいしいと感じられるソフトな味わいが特長で、竹鶴自身が晩年に愛飲し続けていたウイスキーでもありました。

 『初号ハイニッカ復刻版』は、当時の味わいを再現するために、未開封で現存していた「初号ハイニッカ」の中味をブレンダーが実際にテイスティングし当時の香味を再現しました。当時と同様に、日常的に気軽に楽しめるウイスキーでありながら、広がりが感じられる香りと味わいです。
 パッケージデザインは、「初号ハイニッカ」のラベルデザインをベースに再現しました。“HiHi”のデザインは当時、竹鶴政孝が「ハイニッカ」をより親しんで呼んでもらえる商品にしたい、との思いから記載したもので、復刻商品においても踏襲しています。

 現在の「ハイニッカ」ブランドは、気軽に楽しめるウイスキーのロングセラー商品として、多くのお客様に愛飲いただいています。瓶720ml・1,440ml・1,920ml、ペットボトル1,920ml・2.7L・4Lを展開しています。

 ※1)ニッカエンブレムは、竹鶴政孝スコッチウイスキーのラベルを参考に考案したもので、二頭の狛犬が向かい合う中央に兜をあしらったデザインです。ニッカ第一号ウイスキー「ニッカウヰスキー」に最初に使用されました。

 ※2)かつてはウイスキーに級別制度が設けられおり、1953年当時は、原酒混和率によって、特級(原酒混和率30%以上)、一級(同5〜30%未満)、二級(同0〜5%未満)と定義されていました。1962年の制度改定により、原酒混和率が、特級(同20%以上)、一級(同10%以上)、二級(同10%未満)に変更となりました。その後、数回の制度改定があり、1989年にウイスキーの級別制度は廃止となりました。

 ※3)「常温ろ過」とは、壜詰め前のろ過工程を常温で行うもので、現在主流である「冷却ろ過」に比べ多くの香味成分が溶け込むことが特長の製法です。低温の場所に長時間保管した場合などに、これらの香味成分がウイスキー液中に溶け込めず析出してにごりや澱となることがあり、通常はこれを防ぐために壜詰め前に液温を0℃に下げて一定時間放置し、にごり・澱の成分を強制的にろ過しています。


【商品概要】

 *添付の関連資料を参照



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