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ニデック、光干渉断層計と無散瞳眼底カメラの複合機「Retina Scan Duo」を発売
光干渉断層計と無散瞳眼底カメラの複合機 Retina Scan Duo 発売
網膜の断層像と眼底画像を取得し、眼底診断をサポートします
株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長:小澤素生)は12月1日、網膜の断層像を撮影する光干渉断層計(*1)と眼底を撮影する無散瞳眼底カメラ(*2)を一体化した複合機Retina Scan Duo(レチナスキャンデュオ)を発売しました。
今日の日本において、緑内障や糖尿病性網膜症が失明の原因の上位とされており(*3)、これらの眼の疾患を診断するために、眼底の情報が用いられています。
当機は、網膜の断層像とカラー眼底画像を取得する機能を有し、医師による眼科診断をサポートします。また、複合機として業界トップレベルの画素数(*4)を持つイメージセンサを搭載し、高画質のカラー眼底画像データを提供します。さらに、業界で唯一(*5)の長眼軸長正常眼データベースをオプションで搭載でき、患者の状態に適合した比較分類をし、医師による診断をサポートします。
※製品画像は添付の関連資料を参照
*1:光干渉断層計:光の性質である干渉性を利用して、物体内部の様子を断層画像として撮影するための装置。OCT(Optical Coherence Tomography)とも呼ばれます。
*2:無散瞳眼底カメラ:瞳孔を開くための点眼薬を使わずに眼底を撮影する装置
*3:参考“わが国における視覚障害の現状”(平成17年度調査、中江公裕他)
*4:2014年11月現在 当社調べ
*5:2014年11月現在 当社調べ
販売名:光干渉断層計 RS−330
発売日:2014年12月1日
機器分類:管理医療機器/特定保守管理医療機器
認証番号:226AABZX00145000
希望小売価格:1,200万円(税別)(標準モデル)
目標販売台数:1,300台(国内・海外合算)
弊社は、眼科医療機器メーカーのリーディングカンパニーとして、医療業界に貢献できるよう邁進し、見えることや人の健康を追求していきます。
ニデックは、最先端の光学技術と電子技術を基に、医療分野、眼鏡店向け機器分野、コーティング分野という多彩な分野で世界市場に事業を展開している企業です。開発・製造・アフターサービスを一貫しておこなっており、製品を約80ヶ国に輸出しております。眼科医療機器・眼鏡機器のリーディングカンパニーとして、世界中の人々が健康な生活を送ることができるようサポートしてまいります。
詳細はWebサイトをご参照ください。http://www.nidek.co.jp
※参考資料は添付の関連資料を参照