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SAPジャパン、SAP HANAプラットフォームの最新版「SP9」を提供開始
SAPジャパン、SAP HANA(R)の最新版SP9を提供開始
プラットフォーム機能のさらなる拡張により
エンタープライズ基盤として進化しシンプル化を促進
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 福田譲、以下SAPジャパン)は、SAP HANA(R)プラットフォームの最新版、SAP HANA Service Pack9(SP9)を本日から提供開始します。
ビジネスをシンプル化し、クラウド上でイノベーションを実現することは、お客様にとって不可欠な要素です。SAP HANA SP9は、マルチテナントなどの新機能が採用されており、お客様には、真のイノベーションと、ビジネスプロセスや開発プロセスのシンプル化を実現していただけます。
マルチテナント機能を利用することで、次のようなシナリオでランドスケープのシンプル化が考えられます。これまで、SAP HANAを分析プラットフォームとして利用し、SAP(R)Business Warehouse powered by SAP HANAとSAP(R)Business Suite powered by SAP HANAを別のシステム上で稼働していたお客様は、これを統合して単一のシステムのマルチテナントデータベースとして稼働させることができます。また、本番機、検証機、開発機を同一のシステム上のマルチテナントデータベースとして稼働させることで、ハードウェアの集約が可能になります。
■SAP HANAの最新版がお客様のイノベーションを実現
現在、SAP HANAの利用企業数は全世界で4,300社を、SAP HANAプラットフォームを活用しているスタートアップ企業は1,700社を超えています。SAP HANA SP9には、以下をはじめ、多岐にわたる重要なイノベーションが導入されています。
・マルチテナント機能:オンプレミスとクラウドの環境で、複数のデータベースのワークロード管理を可能にする、マルチテナントに対応します。これにより、プロビジョニングと管理の作業のシンプル化が可能となり、お客様はシステムリソースをより有効活用し、全体的な設備投資の低減が可能です。
・ダイナミックデータティアリング機能:インメモリーに最適化されたテーブルに加えて、ディスクに最適化されたテーブルの利用が可能になります。高いコスト効果を維持しつつ、ペタバイト級の超大規模のデータセットを管理して、クリティカルデータへのシームレスで透過的なアクセスが可能です。
・スマートデータインテグレーション/スマートデータクオリティ機能:データのプロビジョニング、変換、クレンジング、エンリッチメントの機能を追加しました。
・スマートデータストリーミング機能:大量のストリーミングデータをリアルタイムで処理・分析する機能を追加しました。
・ACID準拠の高性能グラフ・ストレージ/エンジン機能:エンタープライズデータや、相互関連性の高いソーシャルネットワークやサプライチェーンのデータ処理に利用できます。例えば、SAP子会社のSuccessFactorsのソリューションの場合、SAP HANAのグラフ機能を使用することで、トランザクションとグラフのデータを統合管理し、これまで隠れていた洞察や複雑すぎて計算できなかった洞察を見出すことで、学習者の特定や学習材料の推奨に役立っています。
・Hadoop連携機能:SAP HANAのHadoop対応ユーザ定義関数(UDF)によりSAP HANAがMapReduceにアクセスすることで、Hadoop内のジョブを直接実行できます。
以上
<SAPジャパンについて>
SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP SEの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスから役員会議室、倉庫から店頭で、さらにデスクトップ環境からモバイル環境において、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国258,000社以上の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。(http://www.sap.com/japan)。
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