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新日鉄住金、スイスの資源大手と豪州バルガ炭鉱の後継鉱区開発で合意

2014-12-06

豪州バルガ炭鉱における後継鉱区開発について


 新日鐵住金株式会社(代表取締役社長:進藤 孝生 以下、「当社」)は、資源大手のグレンコア社(Glencore plc、本社:スイス バール、CEO:アイバン グラゼンバーグ)等との間で、豪州ニューサウスウェールズ州のバルガ炭鉱(*1)において後継鉱区(露天掘り、坑内掘り)の開発を行うことに合意し、今般、豪州当局の開発許認可を取得致しました。開発投資総額は約7億400万豪州ドル(約704億円:100円/豪ドル前提(*2))で、本年より新鉱区の建設工事に着手し、露天掘り鉱区は2016年から、坑内掘り鉱区は2018年から石炭生産を開始する予定です。

 当社が12.5%の権益を保有するバルガ炭鉱は、露天掘りおよび坑内掘りにより年間約1,100万トンの石炭を生産する豪州有数の炭鉱で、製鉄用原料炭および燃料用炭を供給しております。当社は、1993年のJ/V参加以来21年間に亘り、途中権益の買い増し(当初10%→現在12.5%)も進めながら、一貫して同炭鉱の運営を支えてまいりました。
 こうした中、同炭鉱における生産の約55%を占める露天掘り鉱区と、同じく約45%を占める坑内掘り鉱区が共に2017年に終掘を迎えることから、その後継鉱区の開発を進めることを、バルガJ/Vとして意思決定した次第です。
 この鉱区開発によって、同炭鉱は2018年以降も年産1,100万トンの規模を維持することが可能となります。

 当社は、原料の長期安定確保に向けて鉱山への投資を含む戦略的な原料購買政策を推進しておりますが、今後とも引き続き鉄鋼原料サプライヤーとの関係を強化しつつ、中長期的な原料の安定確保に努めていく所存です。
 *1:それぞれの豪州子会社で構成するバルガJ/Vが運営。シドニーの北西約150kmに所在。
 *2:バルガJ/Vの各出資者が権益比率に応じて負担。


<参考:バルガ炭鉱および新鉱区開発計画の概要>

1.バルガ炭鉱所在地:

 ※添付の関連資料を参照

2.権益構成:

 ※添付の関連資料を参照

3.総生産量:
 約1,100万トン/年(製鉄用原料炭および燃料用炭)

4.新鉱区開発計画:
(1)露天掘り
 採掘層の深化及びそれに伴う地表■土エリアの拡張

 ※■印の文字の正式表記は添付の関連資料を参照

(2)坑内掘り
 現行鉱区(ブレイクフィールドサウス)から隣接する新鉱区(ブレイクフィールドノース)への移行


以上



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