イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

JR東海、12月から3月までの「冬期輸送対策期間」の雪対策を発表

2014-12-03

雪対策について


 JR東海では、今年度も12月から3月までを「冬期輸送対策期間」と位置付け、これまでの経験を活かした対策により、安全安定輸送を確保することに取組みます。
 (下線を施した項目が、今期新たに取り入れる、または強化する取組みです。)

1.東海道新幹線の雪対策について(別紙1−1、1−2、1−3)

(1)「関ヶ原・米原地区」

○雪の舞い上がりを防ぐための対策
 ・雪の舞い上がり量を減少させるため、スプリンクラーでの散水による濡れ雪化(図1)
 ・濡れ雪化を正確かつ迅速に判定するため、「降雪情報装置」を増設(図1)
 ・営業列車の前に回送列車を運行し、線路上の雪を敢えて舞い上げて、車体に付着させることで、営業列車への着雪量を減少

○雪を取り除くための対策
 ・ラッセル車、ロータリーブラシ車、除雪機による残雪の除去(図4)
 ・分岐器の不転換を防止するため、電気融雪器により可動部分の雪を除去(図2)

○車体に付着した雪の状況を確認するための対策
 ・N700系の車上カメラにより雪の舞い上がり状態を、地上カメラにより車両床下の着雪状況を、総合指令所でリアルタイムに把握(図5)

○車体に付着した雪を取り除くための対策
 ・除雪や濡れ雪化を図っても車体へ付着してしまう雪は、高圧洗浄機により主要駅(名古屋駅新大阪駅等)で雪落とし作業を実施(図3)

(2)「東京・神奈川地区」

○雪の舞い上がりを防ぐための対策
 ・濡れ雪化を正確かつ迅速に判定するため、「降雪情報装置」を新設(図1)

○雪を取り除くための対策
 ・大井車両基地構内等の電気融雪器の電気容量を増強(図2)
 ・大雪の際は、夜間の作業時間帯に人による除雪を実施(図6)

○車体に付着した雪を取り除くための対策
 ・雪落とし作業の作業性向上のため、高圧洗浄機を小田原駅に設置(図3)

2.在来線の雪対策について(別紙2−1、2−2)

○雪を取り除くための対策
 ・除雪機による積雪の除去(図7)
 ※飯田・身延・御殿場線にスノープラウ式除雪装置付モータカーを配備
 ・分岐器の不転換を防止するため、融雪器により可動部分の雪を除去(図8)

○車輪凍結を防止するための対策
 ・高圧温水噴射機等を活用した車輪凍結防止対策(図9)

○倒竹木による線路支障防止対策
 ・沿線樹木、竹林の伐採の推進
 ・倒竹防止のための竹林防護工の設置(図10)

○その他の対策
 ・豪雪時における、降雪予報等に基づく早めの運転抑止判断とお客さまへの早期告知


 ※別紙は添付の関連資料を参照



Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版