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三菱樹脂子会社、温度の上昇を抑える機能を加えるなどした人工芝を発売
ASTROGARDEN(R) CEG(アストロガーデンCEG)シリーズを発売
〜学童・幼児施設向けの安全性を高めた人工芝を12月より本格発売〜
三菱樹脂株式会社の子会社である株式会社アストロ(本社:東京都中央区 社長:安田 一彦)は温度の上昇を抑える機能に加えて、安全性を考慮した素材を使用した人工芝「ASTROGARDEN(R) CEG(アストロガーデンCEG)シリーズ」を12月1日より学童・幼児施設などへ本格販売します。
近年、小学校や幼稚園、保育園などの学童・幼児教育施設及び公園などでは、砂塵防止や雨天時または雨天直後でも使用が可能になるなどの理由から人工芝の導入が増えつつあります。
一方、園児や児童が使用するうえで、夏場に温度が上昇するという課題や充填材に使用するゴムチップの安全性についての議論がなされている状況です。
人工芝を扱う株式会社アストロは、野球、サッカー等の競技場や多目的運動場などのスポーツ分野から商業施設などの景観分野まで幅広い分野での施工実績があります。
これまでの経験を活かして、今回学童・幼児施設をターゲットとし、前述の課題を解決した「ASTROGARDEN(R) CEGシリーズ」を開発し、12月1日より販売します。
本シリーズは、温度上昇を抑制するため人工芝部分の配合設計を改良したことに加え、充填材に使用するゴムチップの標準仕様を特殊淡色弾性チップとしているため、より効果的な温度抑制効果が得られるようになりました。その効果、一般的な従来仕様の人工芝に比べて約25%程度の温度抑制効果があります(当社調べ)。
また、充填材を含めた製品の安全性については、世界の中でも厳しい欧州規格である「玩具の安全性に関する指令」の中で規格されている「EN71 part3」(※1)の規格値を満たしており、人工芝を誤飲した場合などでも健康に影響を与えにくい素材ということを確認しております。
当社は、温度抑制と安全性を高めた人工芝「ASTROGARDEN(R) CEGシリーズ」を学童・幼児施設などの分野を中心とし、広く営業活動を展開し、3年後に3億円の売上高を目指します。
※1 EN71 part3・・・玩具中の重金属が、接触や誤飲により健康に影響が与えるレベルで含まれているか否かを調べる溶出試験
<ASTROGARDEN(R) CEGシリーズ>
1.特長
(1)一般的な従来仕様の人工芝に比べて温度抑制効果があります。
(2)欧州規格の「玩具の安全性に関する指令」の中で規格されている「EN71 part3」の規格値を満たした安全性の高い人工芝です。
(3)「JFAロングパイル人工芝基準」(※2)で定められている衝撃吸収値を満たしています。
※2・・・公益財団法人日本サッカー協会が規定した人工芝の基準
*以下の資料は添付の関連資料「参考資料」を参照
・2.製品仕様
・3.写真・グラフ