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矢野経済研究所、業務用掃除ロボット市場に関する調査結果を発表

2014-11-27

業務用掃除ロボット市場に関する調査結果 2014


【調査要綱】

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の業務用掃除ロボット市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2014年8月〜10月
 2.調査対象:業務用掃除ロボットメーカ及びその開発、販売企業等
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

 <業務用掃除ロボットとは>
  本調査における業務用掃除ロボットとは、非産業用ロボット(サービスロボット)のうち、家庭向けを除く業務用途の清掃や掃除、洗浄機能を有するものを指す。但し、センシング・自立制御・駆動機能を有するものとするが、全てを有さなくとも、作業環境がよくない中で、人手による作業の代わりができるものを含む。
  また、業務用途としては、床面やプール、太陽光パネル、煙突・焼却炉壁、業務用エアコンなどの清掃や掃除、洗浄用途があり、いずれも製品として外販しているものを対象とし、自社設備の清掃作業用を除く。


【調査結果サマリー】

 ◆2014年度の国内業務用掃除ロボット市場は875台の見込み
  業務用掃除ロボットは、2013年度までは参入企業も製品数も少ないが、2014年度に入って、新規市場参入もしくは新規参入を表明する企業が相次ぎ、市場が活性化する様相を呈している。2014年度の国内業務用掃除ロボット市場規模(メーカ出荷数量ベース)は875台の見込みであり、市場としては未だ小さなレベルでしかない。

 ◆市場活性化し、需要開拓が進む床面掃除ロボットと太陽光パネル掃除ロボット
  床面掃除ロボットは新規参入が相次ぎ、最も活性化している市場である。2014年度に製品が出揃うことで、作業対象や掃除内容に応じたメーカ各社の営業提案が期待でき、2015年度以降には本格的な需要開拓が進むと予測する。また、太陽光パネル掃除ロボットは、2014年度から新規参入が見られ、公共・産業向けの太陽光発電所で本格的な需要開拓が進む。

 ◆市場予測:2020年度の国内業務用掃除ロボット市場規模は1,850台と予測
  業務用掃除ロボットは、用途や場所に応じて作業ニーズが多様化しており、それに個別に対応することで製品の品揃えが増え、市場規模も拡大していくと考える。
  2015年度以降は、国内の経済状況に大きく左右されるものの、国によるサービスロボット開発促進策や2020年の東京オリンピック開催に向けてサービスロボットのニーズが高まり、業務用掃除ロボットも数量、金額ともに前年度対比2桁増を続けていき、2020年度の国内業務用掃除ロボット市場規模(メーカ出荷数量ベース)は1,850台になると予測する。


【資料発刊】

 資料名:「2014 業務用掃除ロボットの可能性と将来性」
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C56118100


 ※リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照



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