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フィックスターズ、2.5インチ9.5mm厚の3TBソリッド・ステート・ドライブなど発売
フィックスターズ、2.5インチ9.5mm厚SSDとして世界最大容量の3TB SSD「Fixstars SSD−3000M」を発売
圧倒的な大容量と高速シーケンシャルライトでアプリケーションを高速化
同等の性能で小容量の1TB版「Fixstars SSD−1000M」も同時発売
株式会社フィックスターズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:三木 聡、以下フィックスターズ)は、2.5インチ9.5mm厚の製品として現時点で世界最大容量(*1)を誇る3TB(*2)のソリッド・ステート・ドライブ(SSD)「Fixstars SSD−3000M」および、同等の性能で小容量の1TB版「Fixstars SSD−1000M」を発売します。フィックスターズは、明日11月19日より製品の受注を開始し、12月下旬より順次出荷を行っていきます。
※製品画像は添付の関連資料を参照
Fixstars SSD−3000M」は、9.5mm厚の2.5インチフォームファクタ上に19nm MLCフラッシュメモリを超高密度に搭載した、国産のSSDです。独自のソフトウェア制御により、容量とシーケンシャル性能との最大バランスを実現し、ギガバイトクラスが主流の2.5インチSSDにおいて、現時点で世界最大容量となる3TBという圧倒的な大容量を実現しました。
また、「Fixstars SSD−3000M」および「Fixstars SSD−1000M」はSATA3.0に対応しており、リード最大520MB/s、ライト最大500MB/sのシーケンシャルアクセス(*3)が可能です。独自のNANDコントローラを搭載することにより、テキストデータだけでなく、圧縮の効きにくいイメージデータやビデオデータに対しても同じライト性能を発揮することができます。そのため、映像機器、医療画像機器、ビッグデータ解析、通信インフラ、産業機器など大容量データに対する安定的なシーケンシャルアクセスを必要とするアプリケーションにおいては、特に高い効果を発揮します。
製品の発売にあたり、フィックスターズ 代表取締役社長、三木 聡は以下のようにコメントしています。
「7月からサンプル提供を開始し、既にいくつかのお客様からは、SSD−3000Mは、数多くのSSDの中で唯一要求を満たすことができる製品として高い評価を受けています。改めて、大容量データを安定して高速に書き込むニーズの高さを感じています。」
また、フィックスターズは、Fixstars SSD−3000Mを11月19日から21日まで、千葉県の幕張メッセで開催される国際放送機器展「InterBEE 2014」(ホール6/ブース番号6208、株式会社計測技術研究所ブース内)および、神奈川県のパシフィコ横浜で開催される「ET2014(Embedded Technology 2014/組込み総合技術展)」(ブース番号:F−42、ザイリンクス株式会社ブース内)に出展します。
Fixstars SSDシリーズに関するさらに詳しい情報は、http://www.fixstars.com/ja/ssd/をご覧ください。
*1 2014年11月18日時点。フィックスターズ調べ。
*2 1TB=1,000,000,000,000バイト。実際にユーザーが使用できる容量はこれより小さくなります。
*3 Boostモード利用時