Article Detail
テリロジー、SDNアーキテクチャ採用の米社製分散型ストレージソリューションを販売開始
テリロジー、業界初のSDNアーキテクチャ採用の分散型ストレージソリューションを販売開始
〜仮想統合アプリケーションのI/Oボトルネックを解消し、
容易なスケールアウトを実現する米国CohoData製品〜
株式会社テリロジー(以下:テリロジー 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:津吹憲男)は、米国Coho Data, Inc.(以下:Coho Data社、本社:カリフォルニア州サニーベール、CEO:Ramana Jonnala)との国内での販売代理店契約を締結し、同社製品の販売を11月17日より開始します。
なお、当製品は、従来のストレージコントロールの概念を変えたSDNアーキテクチャの分散型ストレージソリューションです。
近年、ビッグデータ、クラウド、仮想化といった様々な技術の進展により、ストレージの需要は爆発的に増大。中でも仮想基盤への企業アプリケーション統合による仮想ストレージ需要は急激に高まっています。しかし、デスクトップ仮想化(VDI)やデータベース関連のアプリケーションではリード/ライトのI/O性能のボトルネックが課題で、こうした課題の解消が叫ばれています。
●Coho data社はオープンソース仮想化ソフト“Xen”の開発メンバー達によって2011年設立。
●仮想分散型ハイブリッドNASストレージのコントロールにSDN技術採用は業界初。
・VMクライアントとストレージノード間のデータパスにフル帯域を割当て。スケールアウトしてもパフォーマンスが劣化しない。
・マルチノードをロードバランスし、アプリデータ書込みを最適コントロール。
・ストレージをスケールアウトすると自動で各ノードのコンフィグ設定。ユーザ作業は不要。
・自動でストレージノードのバージョンアップ。
●フラッシュSSDにPCIe採用で、IOPSは180Kで業界最高レベル。
●フラッシュSSDとSATA物理ディスクのティアリングの最適化と、ストライピングによるマルチノードへのデータ分割書込み(データの冗長性)。
●SDNスイッチによる各ストレージノードへのバージョンアップ処理は、サービスのダウンタイムもほとんどなく実現。
●データベースアプリケーションやデスクトップ仮想化(VDI)など、仮想統合基盤のストレージとして最適。
●5年間同一保守金額によるフラッシュSSD保証。
●OpenStackにも対応予定(計画中)。
Coho Data社のハイブリッド型分散ストレージ「Coho DataStream」は、迅速な導入、シンプルな管理、シームレスで容易なスケールアウトかつパフォーマンス向上を実現するように設計されています。
今回のCoho data社との代理店契約締結に関して、Coho Data社ワールドワイド担当副社長のChris McBride氏は“我々はCoho Dataのスケールアウトフラッシュストレージを日本の主要な企業に提供すべくテリロジーとパートナーシップを締結したことに対してエキサイティングしています“We are excited to be partnering with Terilogy to bring Coho Data"s scale−out flash storage to key enterprise customers in Japan”とコメントしています。
※特長、製品画像などは添付の関連資料「参考資料」を参照
【販売価格、Coho DataStream製品構成】
●製品名:ハイブリッド型ストレージシステム「Coho DataStream」
・販売価格:1,870万円(税別)/スターターモデル
・製品構成:OpenFlow対応SDNスイッチ製品「Coho DataStream Switch」×1
ハイブリッド型ストレージ製品「Coho DataStream 1000」×1
運用管理ソフトウェア
【販売開始日】
●平成26年11月17日より販売を開始します。
【販売目標】
●テリロジーでは、仮想化、クラウドデータセンター事業者を中心に、初年度2億円(平成26年11月〜平成27年3月)。平成27年度では営業活動の拡大を図ります。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照
Coho DataおよびCoho DataStreamは、アメリカ合衆国またはその他の国におけるCoho Data,Inc.の登録商標または商標です。
その他、本リリースに記載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。