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NTTPCコミュニケーションズ、コンピューテックスと企業向けM2Mソリューションで協業
M2Mビジネスをもっと早期に、もっと手軽に、実現可能へ!
〜株式会社コンピューテックスと株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズが、企業向けM2Mソリューションにおいて協業を発表〜
このたび、株式会社コンピューテックス(本社:京都府京都市、代表取締役:山田 登、以下「コンピューテックス」)と株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:前沢 孝夫、以下「NTTPC」)は、企業向けM2Mソリューション分野において本日11月13日より協業開始致します。
本協業でコンピューテックスはNTTPCのモバイルネットワークに対応したM2M向け組込みモジュール“CM−3G(シーエムスリージー)”の開発・製造・販売を、NTTPCはM2Mソリューション『フィールドクラウド(R)』にて、M2Mモバイルネットワーク及びM2Mクラウドプラットフォームの提供を行います。両社それぞれの強みを提供する本協業により、M2Mビジネスに必要となるコンポーネントを一括提供でき、M2Mビジネスを検討中の企業さまに向け、迅速なM2Mシステムの構築とその運用を強力に支援する体制が整いました。
【組込み(協業)イメージ】
※添付の関連資料「イメージ」を参照
【活用事例】
●コインパーキング料金システムに…
●無人駐車場・駐輪場の防犯・防災管理に…
●ガス・水道管の監視システムに…
●ひずみ・変位・崩れなどの定点観測システムに…
●交通管制システムに…
● エレベータの監視システムに…
●HEMS、BEMSの実現に…
●エネルギーの遠隔検針に…
●ビニールハウスの監視システムに…
●医療・介護の管理システムに…
【サービス紹介】
■『CM−3G』とは
技術基準適合証明済みの3Gチップと、アプリケーション用のハイエンド・プロセッサを搭載した組込みモジュールです。
3Gチップとプロセッサ部はCM−3Gが担当、I/O部はお客さまが担当。CM−3Gを使用することでお客様はI/O部とアプリケーションの開発だけで、思いどおりの製品化が行えます。
また、必要な環境が揃った開発キットを用意しています。開発キットには、各種I/Oを搭載した“開発ボード”が含まれており、3G回線を使った製品の評価から製品化までスムーズに行えます。
■『CM−3G』の特長
・センサデータに適した3G回線(docomo網)でのデータ通信
・Texas Instruments製アプリケーション・プロセッサAM3352搭載
・信頼できる通信モジュールSIERRA WIRELESS製「SL8084T」を採用(国内代理店アルティマより提供)
・国内電波法認証(技術基準適合証明)済み通信モジュールと各種アンテナを用意
・Linuxプリインストールおよび豊富なドライバ提供による開発期間の大幅な短縮
・名刺サイズのコンパクト設計
・動作温度範囲:−30℃〜85℃に対応
・産業用途でも利用可能な組込みモジュールの長期安定供
・必要な環境が揃った開発キットを提供。開発からシステムに応じた製品化が容易
・開発ボードに豊富なI/Oを搭載
UART(RS−232C/RS−485)、Ethernet、USB(HOST)、オーディオ、アナログ音声、I2C、無線LAN、JTAG他
・3G回線(SIMカード)はNTTPCより提供
■『フィールドクラウド(R)M2Mクラウドプラットフォーム』とは
NTTPCの「M2Mクラウドプラットフォーム」は、安全なクラウドとネットワーク環境、センサー端末への簡単接続やアプリケーション連携まで、M2M早期実現に必要なコンポーネントを自由に選んで使えるM2M専用サービスです。
『CM−3G』にはNTTPC独自開発のデバイスエージェントに必要なアプリケーションを搭載しており、内蔵されたSIMカード(モバイルネットワーク)を用い、クラウドへの簡単接続を実現。従来では、接続が難しく多大な初期投資を伴いましたが、本サービスでは初期投資を抑えながらM2Mを実現可能。M2M化普及の一翼を担います。
また、10月28日より「M2Mクラウドプラットフォーム」VPNタイプを提供開始。モバイルネットワークからクラウドまでを閉域網(VPN)で接続でき、よりセキュアなM2Mを実現できます。M2Mデータとして個人情報や機密情報を扱ったり、高セキュリティを求められる医療・金融などの業界においてもM2M化の検討ができます。
本協業は本日11月13日より開始し、M2M向け組込みモジュール『CM−3G』、M2Mモバイルネットワーク及びM2Mクラウドプラットフォームをワンパッケージにて販売提供します。本協業により初年度1万回線の成約を目指します。
なお、本サービスは2014年11月19日(水)から21日(金)パシフィコ横浜にて開催される「組込み総合技術展Embedded Technology 2014」コンピューテックス内ブースにて展示を行います。
さらにNTTPCブースでは、上記コーナーにて紹介した無料トライアル(検証環境提供)申込を受付いたします。ぜひ、両社のブースにお立ち寄りください。
⇒組込み総合技術展「Embedded Technology 2014」公式サイト(事前登録制・入場無料)はこちら(http://www.jasa.or.jp/et/ET2014/index.html)
⇒NTTPCによる、組込み総合技術展「Embedded Technology 2014」出展。案内はこちら(http://www.nttpc.co.jp/topics/event/2014/11/20141105141736.html)
◆株式会社コンピューテックスについて
コンピューテックスは、マイコン応用製品の開発に必要な開発ツール、動的テストツールおよび組込み製品を中心に自社プランドの製品を提供しています。特に設立当初からICEなどのエミュレータが基本技術であり、産業機器、携帯分野やアミューズメントなど幅広い業界で採用されています。
また、無線モジュールを利用した製品化にも力を入れており、フィールドの監視・メンテナンスの急増による3G通信を検討される方々に、創業より約25年間組込み分野専門を熟知した当社が設計・開発・製造・評価を通して培ったノウハウを提供し、製品化における問題点の解決をサポートします。
◇コンピューテックス公式サイト:http://www.computex.co.jp/
◇CM−3G公式サイト:http://www.computex.co.jp/products/m2m/index.htm
◆株式会社NTTPCコミュニケーションズについて
NTTPCは、クラウドとネットワークを提供する通信事業者です。『フィールドクラウド(R)M2Mクラウドプラットフォーム』では安心・堅牢なクラウド基盤とセキュアなネットワーク環境、センサー端末との容易な接続によりお客さまのM2M事業をサポートします。
◇NTTPC公式サイト:http://www.nttpc.co.jp
◇フィールドクラウド公式サイト:http://www.nttpc.co.jp/service/fieldcloud/
→無料トライアル実施中(Web受付)。詳しくは上記サイトをご覧ください。
■「フィールドクラウド」はNTTPCコミュニケーションズの登録商標です。
■COMPUTEXは株式会社コンピューテックスの登録商標です。
■その他このプレスリリースに記載されている会社名および製品名は、各社・各団体の登録商標または商標です。(TM)および(R)マークは記載していない場合があります。
【本リリースに関するお問い合わせ】
◇株式会社コンピューテックス
<お客さまからのお問い合わせ>
受付時間:9:00〜17:45(土・日・祝日および年末年始、当社臨時休業日を除く)
TEL:075−551−0528
E−Mail:sales@computex.co.jp
URL:http://www.computex.co.jp/products/m2m/index.htm
◇株式会社NTTPCコミュニケーションズ
<お客さまからのお問い合わせ>
受付時間:9:00〜17:30(土日祝日、9/4を含む週の金曜日、年末年始を除く)
TEL:0120−725−571
E−Mail:fieldcloud@nttpc.co.jp
URL:http://www.nttpc.co.jp/service/fieldcloud/