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協和エクシオなど、スマホ向けアプリ「京都醍醐寺ナビ」提供で実証実験を実施

2014-11-18

世界文化遺産の京都醍醐寺と協和エクシオ
スマートフォン向けアプリ『京都醍醐寺ナビ』の本格提供に向けた
実証実験を実施
〜外国人観光客の利用を想定し英語版も用意〜


 真言宗醍醐派総本山醍醐寺(京都市伏見区、座主:仲田順和、以下醍醐寺)と株式会社協和エクシオ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小園文典、以下協和エクシオ)は、醍醐寺を訪れる観光客を対象に、境内の建築物や文化財などの観光ガイダンスを提供する、スマートフォン・タブレット向けアプリ『京都醍醐寺ナビ』の本格運用に向けた実証実験を、醍醐寺の「秋期夜間拝観」の期間にあたる11月15日から12月7日まで実施します。

1.実証実験の目的
 世界文化遺産に指定されている醍醐寺は、874年に弘法大師の孫弟子、理源大師・聖宝が開祖、府内最古の木造建築である五重塔や国宝醍醐文書聖教など、約75,000点の国宝・重要文化財を有し、“醍醐の桜”で知られる春や紅葉シーズンの秋を中心に、外国人を含む多くの観光客が訪れます。
 一方、協和エクシオは、付加価値の高いICTソリューションの開発、提供に取り組んでおり、最近では、栃木県日光市からスマートフォン向け観光防災総合アプリ「EXTravel(エクストラベル)」を活用したアプリ開発業務を受注し、多言語対応観光防災総合アプリ『日光街歩きナビ』として、10月28日から配信を開始しています。
 今回の実証実験は、醍醐寺を訪問する観光客に対し、境内の詳細な地図(避難場所も表記)をはじめ、歴史・行事の紹介、施設の検索・説明、文書聖教の説明やおすすめルートの紹介・案内などを、協和エクシオの「EXTravel」の基本技術を活用し開発した、オフラインでも利用可能なスマートフォン・タブレット向けアプリ『京都醍醐寺ナビ』として提供するもので、観光客への付加価値提供について検証を実施するものです。

2.実証実験の概要について
 実証実験は、醍醐寺の「秋期夜間拝観」の時期に合わせ、11月15日から12月7日までの間、外国人を含む利用を希望するすべての観光客を対象に実施します。醍醐寺を訪れる観光客に『京都醍醐寺ナビ』を提供し、実際に境内を散策する際の利用状況や満足度に関する調査を実施するものです。期間中、アプリは醍醐寺のホームページなどを介し事前にダウンロード可能なほか、醍醐寺の2箇所の受付にFree−WiFiを用意し、その場でダウンロードすることも可能です。また、今回の実証実験では、日本語、英語の2カ国語に対応します。

(1)実証実験における両者の役割

 名称:京都醍醐寺
 主たる役割:コンテンツ(ガイダンス情報)提供
        観光客への対応

 名称:協和エクシオ
 主たる役割:多言語ガイダンスアプリ『京都醍醐寺ナビ』作成
        無線LAN設備およびインターネット接続回線提供

3.今後の展開
 今後は今回の実証実験結果を踏まえ、本格提供に向けた『京都醍醐寺ナビ』の評価・改善、提供方法の検討などを行います。また、世界中から醍醐寺を訪れる、より多くの観光客にサービスを利用していただくため、対応言語の追加なども検討してまいります。
 また協和エクシオは、観光防災総合アプリ「EXTravel」と、今回の『京都醍醐寺ナビ』のような観光スポット版多言語ガイダンスを組み合わせて、外国人を含めた観光客に、より便利で安心に街歩きが楽しめる総合観光ナビの開発および提供についても検討してまいります。

【実証実験イメージ概要】

 ※添付の関連資料を参照





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