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パナソニック、テレビ西日本向けメディアアセットマネージメントシステムを構築

2014-11-17

コンテンツ素材を一元的に管理
(株)テレビ西日本様向け メディアアセットマネージメントシステムを構築
報道支援システムやアーカイブシステムとの連携で業務効率化


 パナソニック システムネットワークス株式会社 システムソリューションズジャパンカンパニー(本社 東京都中央区、社長 片倉達夫)は、このたび株式会社テレビ西日本様(本社 福岡市、代表取締役社長 高木敏弘)に対して、放送局のワークフローを効率化する「メディアアセットマネージメントシステム(MAMシステム)」を構築し、2015年1月にシステム導入を行う予定です。

 近年、放送局のワークフローにおいて、従来のテープベースから、ブルーレイ(BD)や半導体メモリーなどに変化し、映像素材自体がファイルベースで記録されるようになりつつあります。当社は、このような取材、編集、送出そしてアーカイブ化とファイルベースでのワークフローの変化に対応し、コンテンツおよびメタデータを一元管理、映像コンテンツのさらなる効率的活用を実現するMAMシステムを構築しました。

 報道支援システムからの取材項目に紐付けされた素材データが、素材サーバーで共有され、各編集機端末で編集作業が行われます。そして、完成したOA素材は承認後、送出サーバーへ登録され、プレイリストに従い、OTC(ワンタッチコントローラ)やサブスタジオとの連動により、素材送出を可能とします。

 回線収録では、インジェスター装置を経由して、HD−SDI信号をMXF形式(※1)にファイル化、ネットワーク転送します。

 またMAMシステムは、報道支援システムやライブラリシステムと連携し、送出ファイルや素材管理のほか、キャプションや、取材内容をメタデータに貼り付ける機能、また取材予定通知、取材入稿通知、OA素材登録通知、承認・否認通知など、充実した各種機能で放送ワークフロー全体の運用をサポートし、放送局のファイルベースワークフローの基幹システムとして、番組制作における業務効率化に大きく貢献するものです。

 さらに当社は、コンサルティングからシステム機器の設置・納入、そして保守・運用サービスと、トータルソリューションの提供により、今後も放送業界に貢献してまいります

 ※1:Material Exchange Format(MXF)はSMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers米国映画テレビ技術者協会)規格によって定義された放送局などのデジタル映像や音声を扱うためのフォーマットのことです。

【メディアアセットマネージメントシステム(MAMシステム)イメージ】

 ※パナソニックが提案するMAMシステム全体概要であり、今回株式会社テレビ西日本様に納入される機器構成・機能とは異なります。

 *添付の関連資料「イメージ」を参照


以上



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