IIJ、スマートデバイスの安全な業務利用を可能にするクラウド型ソリューションを提供

IIJ、「IIJ　GIOセキュアAppsソリューション」を提供開始


　株式会社インターネットイニシアティブ（IIJ、本社：東京都千代田区、代表取締役社長：勝　栄二郎、コード番号：３７７４　東証第一部）は、個人所有のスマートフォンなどのモバイル端末に、業務に必要なアプリケーションを配信し、スマートデバイスの安全な業務利用を可能にするクラウド型ソリューション「IIJ　GIOセキュアAppsソリューション」（以下、本ソリューション）を、本日より提供開始いたします。

　私物のスマートデバイスをオフィスに持ち込み、業務に利用するBYOD（Bring　your　own　device）へのニーズが高まる一方で、企業が許可していない端末が社内ネットワークに接続され、社内システムを利用することは、情報漏えいなど情報セキュリティ上のリスクがあります。本ソリューションは、Citrix社の「XenMobile」採用により、スマートデバイスの端末管理、企業内アプリストアからのアプリケーション配布、アプリケーション実行時の社内ネットワークへのVPN接続を可能にし、スマートデバイスの利便性をそのままに安全に社内システムへのリモートアクセス環境を実現します。

　本ソリューションの主な機能は以下の通りです。

　スマートデバイス内に業務専用の領域を用意個人利用の領域と業務利用の領域を端末内で分離し、業務用領域に置かれた情報に暗号化を行うことで端末の安全性を担保します。また、自社専用のアプリケーションや業務で必要な汎用アプリケーションを、企業内アプリストアから業務用領域に配信することが可能です。ダウンロードしたアプリケーションを起動すると、自動的に社内ネットワークへVPN接続します。従業員は私用でのスマートデバイス利用とほぼ変わらない操作で、安全に業務用アプリケーションを利用できます。

　＊参考画像は添付の関連資料を参照

■Full　WipeとSelective　Wipeの２種類のリモートワイプを提供
　万一、端末が紛失や盗難にあった場合に遠隔操作でデータを消去するリモートワイプ機能は、端末を初期出荷状態に戻すFull　Wipeと、企業が配布したアプリケーションに限定して消去するSelective　Wipeの２種類を提供しています。管理者は状況に応じてこれらを使い分けることが可能です。従業員にとっては、紛失時などに、個人の環境を企業アプリと一緒に一括消去されてしまうリスクがなくなります。

■クラウド上に標準的な業務アプリケーションを実装
　IIJで検証、実証済みの以下アプリケーションを、お客様の企業アプリストアからご利用いただけます。

　＊参考資料は添付の関連資料「参考資料１」を参照

　アプリケーションの種類は今後、お客様の需要にあわせて順次拡大予定です。

　また、IIJでは、以下イベントのIIJブースにて本ソリューションのデモ展示と関連講演を予定しています。


　＊参考資料・リリース詳細は添付の関連資料「参考資料２」「リリース詳細」を参照


　（※）Citrix、Citrix　XenApp、XenApp、XenDesktopおよびXenMobileは、Citrix　Systems，Inc．の米国あるいはその他の国における登録商標または商標です。