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アステラス製薬と三井不動産、日本橋本町二丁目の再開発事業に着工
「(仮称)日本橋本町二丁目計画」着工のお知らせ
アステラス製薬株式会社(代表取締役社長 野木森雅郁)と三井不動産株式会社(代表取締役社長 岩沙弘道)は、東京都中央区日本橋本町二丁目における再開発事業「(仮称)日本橋本町二丁目計画」を、本日着工いたしましたのでお知らせいたします。なお、竣工は2013年1月を予定しております。
本プロジェクトは三井不動産とアステラス製薬の子会社である株式会社ロータスエステート(代表取締役社長 高橋直敏、以下「ロータスエステート」)が、地上17階・地下2階建てのオフィスと店舗からなる複合ビルを共同で建設する計画であり、竣工後4階から17階までのオフィス部分にはアステラス製薬が入居する予定です。なお、三井不動産はロータスエステートよりプロジェクトマネジメント業務を受託しています。
※以下の資料は添付の関連資料「外観パース」を参照
・江戸桜通り(現地西南側)からの外観パース
・昭和通り(現地東側)からの外観パース
計画地は三井不動産が再開発を進める「室町東地区開発計画」に連なる「江戸桜通り」と「昭和通り」の結節点に位置し、日本橋再開発の東の玄関口として新たな景観を創出します。石とガラスを対比させた外装は、日本橋らしい低層部の街並みや「中央通り」から続く100尺(約31m)のコーニスラインも承継して表現し、斬新かつ落ち着いたデザインとしています。また江戸桜通り沿いに桜並木を配置し、約100m2の緑地や高さ約14mの開放的なピロティ空間を設け、快適で賑わいのある歩行者空間を提供します。
また、機能性と環境負荷低減の両立を目指し、アクティブデザインとして高性能Low−e複層ガラス、オール電気式による高効率の熱源機器、LED照明など最新の設備・部材を採用する一方で、日射負荷を軽減するためのパッシブデザインとして、日射負荷の高い西面に建物コアを配置し、東面は開口を絞った石の縦連装のデザインとしました。
「(仮称)日本橋本町二丁目計画」は、官・民・地元が一体となって進める「日本橋再生計画」の一環として、歴史や伝統を活かしながら地区全体に賑わいをもたらすことを目指したプロジェクトです。
以上
<添付資料> 1.計画概要 2.位置図 3.(仮称)日本橋本町二丁目計画概要
【計画概要】
・所在地:東京都中央区日本橋本町二丁目1番
・事業主:三井不動産株式会社
株式会社ロータスエステート
・開発手法:業務商業育成型総合設計
・構造・規模:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造
地上17階/地下2階/塔屋2階
・建物用途:事務所(4〜17階)・店舗(1〜3階)・駐車場(地下1階)
・敷地面積:2,364m2(715坪)
・延床面積:27,465m2(8,308坪)
・専有面積:15,591m2(4,716坪)
うち事務所14,301m2(4,326坪)店舗1,290m2(390坪)
・貸室基準階面積:1,022m2(309坪)
・設計:株式会社山下設計
・施工:鹿島建設株式会社
・交通:東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅徒歩3分
<位置図>
※添付の関連資料を参照