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大日本印刷、バーチャル体験ができる映像システム「PERISCOPE」の機能を拡充

2014-11-13

バーチャル体験ができる映像システム『PERISCOPE』の機能を拡充
実際にその空間を歩いているようなバーチャル映像と解説付き見学ツアーなど本格サービスを開始

 *参考画像は添付の関連資料を参照

 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、全方位カメラで撮影した映像を使用し、あたかもその場を歩いているような仮想(バーチャル)体験ができる映像システム『PERISCOPE(R)(ペリスコープ)』に、新たな機能を追加し、本格サービスを開始しました。

【PERISCOPEの概要と今回追加した機能】
 DNPは独自の映像編集・再生技術を活用し、全方位カメラで撮影した風景や建物などの映像データを使用して、その空間内を実際に歩いているようなバーチャル体験のできる映像システム「PERISCOPE」のプロトタイプを2013年4月に開発しました。PERISCOPEは実写映像を利用するため高いリアリティを実現し、利用者はタブレット端末に映した仮想の空間内を自由に移動するなど、臨場感あふれるバーチャル体験を楽しむことができます。通路を歩いたり、分岐点で表示される複数の矢印の中から進みたい方向を選んだり、好きな場所で上下左右を見回したりできます。

 今回は、一層の画質の高精細化や、操作に合わせて空間内の特定地点を解説する動画や音声を流したりするなどの機能拡充を図りました。

<今回拡充した新機能について>
 ・バーチャル空間内の特定地点で、その場所に関する解説として動画や音声を再生することができるため、利用者の理解を深めることなどにつながります。
 ・利用者が操作することなく、あらかじめ設定された順路に合わせて、見学ツアーのように解説付きでバーチャル体験ができる設定にすることも可能です。
 ・画質の高精細化で画像の揺れを改善し、よりなめらかなウォーク体験を実現しました。
 ・Windows版タブレット端末でも利用が可能なため、外出先で手軽に仮想空間を体験できます。

 PERISCOPEは、カメラで撮影した空間であれば、通常は立ち入れない場所や閉館後の施設なども、誰でも、いつでもバーチャルに訪れることができます。空間全体をデータとして保存できるため、期間限定のイベント会場や取り壊し予定の社屋など、消失してしまう空間を映像として保存し、追体験できます。

【価格(税抜き)】
 360度カメラによる撮影〜オーサリング作業までを想定した費用(参考):300万円〜
 ※撮影期間は1日を想定、屋内300?程度の広さのフロアを想定しています。

【今後の展開】
 今後は、本システムの機能をさらに拡充して用途を広げるとともに、サーバーから配信できるシステムを開発し、家庭のパソコンや携帯端末からでも利用できるようにしていきます。

 DNPは本システムを美術館や博物館、商業施設やテーマパーク、企業の工場見学ツアーなどに向けて販売し、関連サービスなども含めて2016年度に約3億円の売上げを目指します。

 ※PERISCOPEは、大日本印刷株式会社の登録商標です。
 ※その他、記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。






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オーサリング プロトタイプ 大日本印刷 資本金

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