イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

アドバンテスト、自動車産業などの温度評価用「無線温度ロガー『AirLogger WM1010』」を発表

2014-11-13

コードが消えた。圧倒的な作業効率の
無線温度ロガー「AirLogger(TM)『WM1010』」を発表
高い作業効率と困難であった動体温度測定を容易に実現


 株式会社アドバンテスト(本社:東京都千代田区 社長:黒江真一郎)は、自動車産業を始めとする様々な産業の研究開発から生産現場までの温度評価用として「無線温度ロガー『AirLogger(TM)WM1010』」を発表しました。

 「AirLogger(TM)WM1010」は、熱電対式のデータ処理部を搭載した温度測定ユニットから、無線通信を利用して測定データをパソコンへ表示/保存する画期的なワイヤレス温度ロガーです。複数ポイントの測定や、従来測定が困難であったタイヤ等の回転体から動体、広域での測定まで、リアルタイムに同時測定を可能にします。配線作業の煩わしさから解放されることにより、お客様の作業効率を飛躍的に向上させます。

 このAirLogger(TM)シリーズは、2015年1月出荷の日本国内仕様「WM1010」を皮切りに、2015年秋には米国、欧州対応製品を逐次リリース予定です。(参考:最小構成定価15万円より)

 ※製品画像は添付の関連資料を参照


<開発の背景>
 自動車産業をはじめとする様々なものつくりの現場や研究開発の場において、一般的に行われている温度測定や温度評価のほとんどは、温度測定部とデータ処理部がケーブル接続されているデータロガーを使用しています。これは測定作業の準備から測定、後片付けまでの操作が煩雑で工数がかかっており、作業効率のアップが求められてきました。
 また、近年は測定対象物のダウンサイジングや高密度実装化が進み、温度測定部の小型化、多数の温度測定ポイントの同時測定処理などのニーズも増えています。
 当社の「AirLogger(TM)WM1010」はこれらの問題を一挙に解決する製品となっています。


<製品の特長>
・小型化、ケーブルレス化で、作業効率を飛躍的に向上
 給電にはボタン電池、データ通信には無線を利用し、温度測定ユニットの小型化と完全ケーブルレス化(独立化)を実現しました。これにより、作業効率を飛躍的に向上させます。また、従来測定が困難であった回転体や動体、広域の温度も容易に測定できます。

・最大100ポイントの温度をリアルタイムに同時測定
 複数の測定ポイントの温度を無線通信でリアルタイムにデータ処理し、最大100ポイントの同時測定が可能です。


<製品の主な仕様>
 温度測定性能:−200℃〜+1300℃(Kタイプ)
 測定間隔:100ミリ秒〜10分間隔
 温測ユニット
  耐熱:−15℃〜+70℃
  サイズ:35(W)×35(D)×14.5(H)mm
  同時接続数:最大100ch
  給電:ボタン電池(CR2032タイプ)
 データ表示:Windows PC(Windows7、Windows8/8.1に対応)
 対応熱電対:Kタイプ、Tタイプ、Jタイプ
 通信周波数:2.4GHz無線通信





Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版