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独ポルシェ、モディーン社から冷却・クライメートコントロールなど専用設計の気候風洞を購入

2014-11-11

ポルシェがモディーン社から気候風洞を購入
ドイツでのさらなる投資


 日本.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、サーマルマネージメントシステムのコンポーネントサプライヤーであるモディーンヨーロッパGmbHから、フィルダーシュタット=ボンランデン(ドイツ/エスリンゲン地方)にある気候風洞(CWT)を購入いたしました。冷却、クライメートコントロール、セーフティおよびエミッションシステム専用に設計されたこの風洞の購入によって、ポルシェのシュトゥットガルト地域における開発能力が強化されます。

 ポルシェAGは今年7月にも、ヴァイザッハ研究開発センターの新しいデザインスタジオ、エレクトロニクスインテグレーションセンターおよびの気流/音響風洞の落成式を終えたばかりです。フィルダーシュタットのCWTはヴァイザッハの風洞施設に近いため、ハイパフォーマンス車およびハイブリット車、さらにそれらのコンポーネントの開発という、もっとも要求の厳しいプロジェクトの開発効率が飛躍的に向上します。

 この施設は、2004年にモディーンヨーロッパGmbHがフィルダーシュタット=ボンランデンに建設したものですが、現在でも最先端の設備が整い、スポーツカーおよびヘビーユーティリティ車の両方に適しています。ポルシェは、数年前から定期的にこの風洞を使用しています。この設備は、ポルシェ エンジニアリンググループの子会社を通じて、他の自動車メーカーおよびコンポーネントサプライヤーも引き続き利用できます。今日までこの施設に勤務している2名の風洞専門家もポルシェで仕事を続けます。購入価格については、両社ともに開示しないことで合意しています。

 スポーツカーメーカーであるポルシェは、開発拠点の将来を確保するために設計された投資プログラムの一環としてCWTを購入しました。ポルシェはすでに、7月に正式に竣工したヴァイザッハの新施設群に、研究開発センターへの投資としてはこれまでの最高額である1.5億ユーロの投資を行っています。

 ポルシェは、現在達成している成長の継続を確保するため、今後数年間でドイツでの建設プロジェクトに10億ユーロ以上を投資する予定です。この投資額には、ヴァイザッハ拠点の新エンジン試験施設のための9,500万ユーロ、およびパナメーラの全計画生産台数への対応に必要となるライプツィヒ工場の拡張のための約5億ユーロが含まれます。ツッフェンハウゼンでは、合計6億ユーロを超える費用をかけて、新たなトレーニングセンター、エンジン工場、オフィスおよび供給棟、さらに新ボディ生産設備を建設中です。またカイエンの今後のサブシステム組み立てのためのオスナブリュックのマルチブランド生産拠点に、さらに2,500万ユーロの投資を行う予定となっています。


<本件に関する読者からのお問い合わせ先>
 ポルシェカスタマーケアセンター0120−846−911
 ポルシェホームページhttp://www.porsche.com/japan/



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