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米GM、SEMAショーでスポーツカー「シボレー コルベット」の2つのコンセプトカーを発表
アメリカン・ロックスターと伝説のNASCARレーサーのコンセプトカーを発表
人気のアメリカン・ハイ・パフォーマンス・スポーツカー「シボレー コルベット」をパーソナライズしたコンセプトカー
(2014年11月3日、米国・ラスベガス発)
シボレーは、現在、米国・ラスベガスで開催中の世界最大級の自動車アフターマーケットパーツショー「SEMA」において、シボレーのハイ・パフォーマンス・スポーツカー「シボレー コルベット」の2つのコンセプトカーを発表しました。
今回のSEMAにおいて、シボレーは、世界的なロックバンド「KISS」のフロントマンであるポール・スタンレーとコラボレーションした6.2リッターのLT1エンジンを搭載した「シボレー コルベット」と、NASCARチャンピオン5連覇のレーサーであるジミー・ジョンソンが第3世代(1971年)「シボレー コルベット」に6.2リッターの現行LT1エンジンを搭載したコンセプトカーを2台、出展しています。
両コンセプトカーの画像データと、ポール・スタンレーとジミー・ジョンソンの動画は、http://media.gm.com/media/us/en/chevrolet/news.detail.html/content/Pages/news/us/en/2014/Nov/sema/nov-3/1103-corvette-performance.html)からご覧いただけます。
コルベットのプロダクト・マネージャーのハーラン・チャールズは、「シボレー コルベットは、オーナーによって、サーキット走行、グランドツーリング、日々のドライブなど、それぞれ別々の用途があります。そのオーナーのインスピレーションをパーソナライズし、今回のSEMAに2つのコンセプトカーとして出展しました」と述べています。
■ポール・スタンレーとコラボレーションした「シボレー コルベット」コンセプト
KISSのフロントマンのポール・スタンレーは、6.2リッターのLT1エンジンを搭載した「シボレー コルベット」をパーソナライズするため、シボレーのデザイナーとコラボレーションし、スタンレーのクリェイティビリティがアメリカン・ハイ・パフォーマンス・スポーツカーに活かされました。
スタンレーは、「シボレー コルベットは、そのクルマの美学において否定できません。同時に、その機械において、世界クラスの作品です」と述べています。
まず、スタンレーは、ルーフとフロントグリルをミッドナイト・グラーゼ・シルバーに塗装し、リアハッチ、スポイラー、ミラーなどエクステリア・カラーに、ユニークなキャンディ・レッドを選択しました。
次に、ジェット・ブラック・キャビンは、追加で、同色パッチの本革シートなど、ユニークなインテリアを選択し、全体にダーク・レッドのステッチをアクセントとしました。
スタンレーの「シボレー コルベットZ51」は、ドライサンプ給油システム、eLSD(電子制御限リミテッド・スリップ・デフ)、ラージ・フロントブレーキとディファレンシャルとトランスミッションのための冷却パッケージが含まれています。
フロントは19インチ、リアは20インチのカーボン・フラッシュ・メタリックの鍛造アルミホイールを履き、フロント・タイヤはミシュランP2435/ZR195、リアにはP285/30ZR20を使用しています。
シボレーのパフォーマンス・ビークル&モータースポーツ担当バイス・プレジデントのジム・キャンベルは、「今回、私たちはポール・スタンレーと素晴らしい仕事ができました。なぜならば、ポールはデザインとクルマに対するビジョンとパッションを持っているからです」と述べています。
■ジミー・ジョンソンとコラボレーションした第3世代(1971年)「シボレー コルベット」コンセプト
NASCARチャンピオン5連覇のレーサーであるジミー・ジョンソンは、インテリア/エクステリアのリニューアルで、ヴィンテージタイプの第3世代(1971年)の「シボレー コルベット」に最新の6.2リッターV8 第5世代LT1エンジンを搭載することで、パーソナライズしました。
ジョンソンは、「このシボレー コルベットは、見た目だけではなく、パワートレインは速く音が聞こえる最新のLT1エンジンです。でも、1971年のクラッシックです」と語っています。
LT1エンジンは、460hpで、連続可変バルブタイミングとダイレクト・インジェクションを含むクラシックタイプのクルマにモダンな技術をもたらします。
シボレーのチームによるいくつかのカスタム製作は、クラシックな第3世代のシボレー コルベットに現行のLT1エンジンを搭載するために変更を加えました。また、レトロフィットのインストールにおいて、シボレーのパフォーマンスによって提供されるのは、新しいスーパー・マグナム6速マニュアル・トランスミッションと調和でした。
ジョンソンのシボレー コルベットは、より正確なハンドリングのためにオリジナルのフロントとリアのサスペンションに交換し、調整可能なコイルオーバーでアップデートされたシャーシーを持ちます。第6世代のシボレー コルベットZ06からサーキットで実証されたブレーキは、特別なストッピング・パワーを与えています。
最新のパワートレインとともに、クラシックなシボレー コルベットは、モデルチェンジしたフロント・フェンダー・ベントと1971年のオリジナルの15インチ・ラリー・ホイールのデザインをまねた18インチホイールとともに、現在のシボレー コルベットからインスピレーションされたカスタム・フード・ベントを備えています。
ジョンソンは、アフター・ミッドナイト・ダークシルバーがアクセントのトリムやサテン・ダーク・アンドロイド・グラフィックのアクセントトリムで、ユニークなシルバーブルーの外装色を選択しました。
内装は、スエード・インサートを黒革でトリミングされたオリジナル・スタイルのバケットシートを選択しました。また、スエードに包まれた3本スポークのステアリング・ホイールと炭素繊維のアクセントを選択しました。
シボレーのパフォーマンス・ビークル&モータースポーツ担当バイス・プレジデントのジム・キャンベルは、「ジミー・ジョンソンは、クラッシックなシボレーのリストアに熱中している方で、現行のパフォーマンスでクラシックなデザインをサポートすることで知られています」と述べています。
※製品画像は添付の関連資料を参照
<シボレーについて>
1911年に米国・デトロイトで生まれたボウタイ(蝶ネクタイ)ロゴで有名なシボレーは、世界140ヵ国以上で販売しており、2013年の世界販売台数は498万台を記録し、世界中で支持されている自動車ブランドです。
シボレーのブランドコンセプトは、クール(かっこいい)、ファン(楽しい)、フリーダム(自由)な気持ちになる今時のアメリカン・ブランドです。シボレーは、現在、グローバル・ビジョン「FIND NEW ROADS」を展開しています。このビジョン「FIND NEW ROADS」は、独創性のあるクルマを創ることで、世界各国で、シボレー・ブランドをより一層強化していくことです。
日本においては、「シボレーコルベット」や「シボレーカマロ」などのスポーツタイプのクルマが馴染み深いですが、2011年からミドルサイズSUV「シボレーキャプティバ」やワイルド・コンパクト「シボレーソニック」も発売しています。シボレーについての詳細は、Webサイト(http://www.chevrolet.co.jp/)をご参照ください。