野村総研、東南アジア地域のITサービス強化に向けフィリピン企業と提携

東南アジア地域のITサービス強化に向け、フィリピン企業と提携


　株式会社野村総合研究所（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：嶋本　正、以下「NRI」）は、グループ会社であるノムラ・リサーチ・インスティテュート・アジア・パシフィック（本社：シンガポール、社長：小竹　敏、以下「NRI　APAC」）を通じて、N−PAX　CEBU　CORPORATION（本社：フィリピン・セブ市、President／CFO：Wilson　Ng、以下「N−PAX社」）と資本・業務提携を行うことを２０１４年１０月２０日に合意しました。この提携により、NRIはフィリピンをはじめ東南アジア地域において、ITサービスを求める顧客ニーズの多様化と市場拡大に対応し、両社で高品質なITサービスが提供できる体制を構築します。

■N−PAX社への出資と役員の派遣により、強力な提携関係を構築
　NRI　APACは、N−PAX社の株式の１０％を取得します。また、NRI　APACからN−PAX社に非常勤取締役１名を派遣します。これらにより、両社の特徴や強みを生かした形で、顧客向けITサービスを強化し、両社の企業価値向上を図ります。

■日系企業を中心に、多様かつ高品質なITサービスを提供
　２００２年に設立されたN−PAX社は、フィリピンで企業向けにITサービスを行っており、自社開発した業務ソフトウェアの導入・保守や、システムインテグレーション・受託開発、アウトソーシング等により、近年業績を伸ばしています。基幹業務系ソフトウェア（ERP・人事・給与等）の開発・導入を、とりわけ得意にしています。
　NRIは、これまで培った東南アジア地域におけるITサービス事業の経験に加えて、N−PAX社との協力体制を築くことにより、日系企業のフィリピン及び東南アジア進出拡大に伴って多様化する現地ニーズをとらえ、一層品質を高めたITサービスの提供を目指します。
■ご参考

＜提携先企業の概要＞
　法人名　　　　：N−PAX　CEBU　CORPORATION
　　　　　　　　　　　（エヌパックス　セブ　コーポレーション）
　本社所在地　：フィリピン・セブ市
　設立　　　　　：２００２年
　従業員数　　：約９０人（２０１４年６月末時点）
　代表　　　　　：President　／　CFO：Wilson　Ng
　　　　　　　　　Managing　Director：戸田貴大
　URL　　　　　：http://www.n-pax.com/
　主な事業　　：フィリピン国内企業向けITサービス
　　　　　　　　　　東南アジア地域向けITアウトソーシングサービス

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