Article Detail
オリンパスメディカルシステムズ、約80倍の光学拡大機能付き内視鏡2種を発売
がんなど病変部の詳細な観察・診断をサポート
約80倍の光学拡大機能付き内視鏡を発売
上部消化管用と大腸用の2機種
オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:田口 晶弘)は、胃がんや大腸がんなどの病変部の詳細な観察・診断をサポートするため、拡大観察機能付き内視鏡「GIF−H290Z」(上部消化管用)を2014年10月から、「CF−HQ290ZL/I」(大腸用)を2014年度中に日本で発売し、その他地域でも順次発売します。
拡大観察機能付き内視鏡は、直径10mm程度の管状の先端部に配置された複数のレンズを動かすことで、対象物を拡大観察することができます。今回発売する「GIF−H290Z」(上部消化管汎用ビデオスコープ)は、口から挿入して食道や胃を観察する内視鏡で、85倍(※1)の拡大観察が可能です。従来機種(※2)と比べて先端の直径を約1ミリ細くすることに成功し、患者さんの負担軽減が期待できます。また、「CF−HQ290ZL/I」(大腸用ビデオスコープ)は肛門から挿入し、大腸を観察するための内視鏡で、80倍(※1)の拡大観察が可能です。従来機種(※3)のハイビジョン観察を上回る、より鮮明な画像での観察を実現しました。
※1:オリンパス製モニター「OEV−262H」を使用時
※2:2006年11月に発売した拡大観察機能付き内視鏡「EVIS LUCERA 上部消化管汎用ビデオスコープOLYMPUS GIF TYPE H260Z」
※3:2002年12月に発売した拡大観察機能付き内視鏡「EVIS LUCERA 大腸ビデオスコープ OLYMPUS CF TYPE H260AZ シリーズ」
●発売の概要(日本)
販売名 EVIS LUCERA ELITE 上部消化管汎用ビデオスコープ OLYMPUS GIF−H290Z
発売時期 2014年10月
販売名 EVIS LUCERA ELITE 大腸ビデオスコープ OLYMPUS CF−HQ290Z シリーズ
発売時期 2014年度内(予定)
●主な特長
1.約80倍の光学拡大機能で、詳細な観察をサポート
2.従来比約1mm減の細さで、患者さんへの負担軽減に貢献(GIF−H290Z)
3.鮮明な画像と視野角度の拡大で、病変の発見・観察・診断をサポート(CF−HQ290ZL/I)
*製品画像・発売の背景などは添付の関連資料を参照
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。