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日本チェーンストア協会、9月の販売概況を発表
平成26年9月度・チェーンストア販売概況
★全体の概況
※会員企業数 60社/店舗数 9,262店
※総販売額 1兆155億円 (店舗調整前)101.5% (店舗調整後)99.0%
<部門別の概況>
・食料品 6,657億円 (店舗調整前) 101.9% (店舗調整後) 99.2%
・衣料品 850億円 (店舗調整前) 97.7% (店舗調整後) 97.4%
・住関品 2,009億円 (店舗調整前) 102.4% (店舗調整後) 99.0%
・サービス 31億円 (店舗調整前) 100.7% (店舗調整後) 97.0%
・その他 606億円 (店舗調整前) 100.0% (店舗調整後) 99.9%
平成26年9月度は、食料品は、相場高の農産品や畜産品のほか、惣菜は好調だったものの、低気温により、その他食品が不調、衣料品、住関品も伸び悩んだため、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、6カ月連続のマイナスとなった。
★商品別の動き
<食料品>
●農産品
農産品は、白菜、きのこなどの鍋物野菜、キャベツ、カット野菜は好調だったが、トマト、レタスなどが不調だった。果物では、りんごやバナナの動きは良かったが、梨やブドウなど季節果実の動きは鈍かった。
●畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに好調だった。鶏卵も好調だったが、ハム・ソーセージは不調。
●水産品
水産品は、サンマ、カツオ、アジ、鮭のほか貝類などが好調だったが、マグロ、タコ、うなぎ、エビ、カニなどは不調だった。
●惣菜
惣菜は、温惣菜は揚げ物、中華、焼き物は好調だったが、スナック類は不調だった。要冷惣菜は、洋惣菜、和惣菜ともに好調。米飯は好調だったものの、寿司は不調に終わった。
●その他食品
その他食品は、乳酸菌発酵飲料、練り物、鍋つゆ、菓子パン、インストアベーカリーは好調だったが、乳製品、冷凍食品、飲料、酒類、米、乾麺などは不調に終わった。
<衣料品>
●紳士衣料
紳士衣料は、カジュアルシャツ、シニア向けポロシャツの動きは良かったが、スーツ、ジャケット、スラックス、カジュアルパンツなどは不調だった。
●婦人衣料
婦人衣料は、ジャケット、カーディガン、ブラウス・シャツ、カジュアルシャツ、ジーンズは伸長したものの、フォーマル、カットソーなどは不調だった。
●その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供用パジャマ、子供用キャラクターTシャツ、ストールなどの秋冬物服飾雑貨、婦人靴などは好調だったが、紳士・婦人肌着、レイングッズは不調だった。
<住関品>
●日用雑貨品
日用雑貨品は、携帯ゲームソフトなどキャラクターグッズ関連、ランドセルは好調だったが、ラップなどの台所消耗品、ペーパー類などは不調だった。
●医薬・化粧品
医薬・化粧品は、殺虫剤・防虫剤の動きが良かったが、洗濯用液体洗剤、カウンセリング化粧品、ボディケア、フェイスケア、フェイスメイクなどは不調だった。
●家具・インテリア
家具・インテリアは、秋冬用の掛け布団や敷布団、収納家具、トイレ・バス用品などが好調だったが、マットレス、カーテン、敷物などが不調だった。
●家電製品
家電製品は、冷蔵庫、調理家電などは好調だったが、掃除機、テレビ・レコーダー、デジカメ・プリンターなどは不調だった。
●その他商品
その他商品は、ペットフード、電動アシスト自転車、スポーツウェア、スポーツシューズなどは好調だったが、スポーツバッグなどは不調だった。
<サービス・その他>
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.0%であった。
*「チェーンストア販売統計(月報)平成26年9月度速報」は添付の関連資料を参照
※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス;http://www.jcsa.gr.jp