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日本モレックス、低背・省スペースなカード用コンボコネクターを発表
日本モレックス、
低背、省スペースな「microSD/micro−SIMカード用コンボコネクター」を発表
2種類のカードソケットを1ユニットにまとめ、省スペース化のニーズに対応
2014年10月22日−世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、業界最小クラスの低背・省スペースなカード用コンボコネクター「microSD/micro−SIMカード用コンボコネクター」を発表した。
検出スイッチを備えたプッシュプル式ノーマルマウントの本コンボコネクターは、製品高さが2.28mmと低背で、2種の異なるカードに1つのコネクターで対応することで省スペース化を図ることができる。また、これによりサブPCBが一つ不要になる。microSD/micro−SIMカード用コンボコネクターは、microSDとmicro−SIMカードを重ねて同方向に挿入できるため、取扱いが容易になると共に、効率的なPCBレイアウトを可能にする。こうした設計を採用することで、本コンボコネクターは業界最小クラスの低背かつコンパクトサイズの製品となっている。
モレックス、グローバルプロダクトマネージャーのキム・ドンウクは、「携帯機器の設計現場では、省スペースと容易な取扱いを両立するベストな解決策がありませんでした。これまでは各カードソケット用にスペースを設ける、もしくはフレキシブルケーブル用のスペースを利用するしかありませんでした。モレックスのmicroSD/micro−SIMコンボコネクターは、こうした課題を解決するもので、大幅な省スペース化と、容易な取扱いを提供します。この新しい設計の採用は、製造における組立工数の低減にも寄与しています。」とコメントした。
<microSD/micro−SIMカード用コンボコネクターの主な特徴>
・microSDカードを自由に挿抜可能で、取り外し時の電源切断やバッテリー取出が不要
・アンチスタッビングコンタクト端子設計を採用することで、コンタクトの座屈を防止しスムーズなカード挿抜が可能
・カード挿入部に極性を設け、カードの誤挿入を防止
・microSDカードがmicro−SIM用スロットに誤挿入された際、microSDカードが取り出せなくなることを防ぐカード詰まり防止設計を採用
携帯機器の設計において、モレックスの新しいmicroSD/micro−SIMコンボコネクターを採用することで、省スペース化を実現する。
モレックスの製造施設は、ISO9001品質マネジメントシステムおよびISO14001環境マネジメントシステム認証を取得している。
詳しい情報は、弊社ウエブサイトhttp://www.japanese.molex.com/link/microsdcombo.htmlをご覧下さい。
<モレックスについて>
モレックスは、データ通信、テレコム、家電、インダストリアル、自動車、商用車、医療、航空宇宙および防衛、照明などの数多くの市場に適した各種接続システムのソリューションを提供している。同社は1938年に創業し、世界17カ国、45の生産拠点を有している。http://www.molex.com
各種ソーシャルメディア(英文)についてはhttp://www.connector.comを参照。
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■microSD/micro−SIMカード用コンボコネクター
※添付の関連資料を参照