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TIS、ITシステム導入前に有用性を確認できる「実行性検証サービス」を開始
TIS、データ・ディスカバリーの『Feasibility(実行性検証)サービス』を無償で提供開始
〜「TIS EAラボ」に「Oracle Endeca Information Discovery」を活用した新メニューを追加〜
ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下TIS)は、企業が導入前の製品を実際に操作して、本格的なITシステム導入前にその有用性を確認できる『Feasibility(実行性検証)サービス』を新たに開始することを発表します。
その第1弾として、Oracleのエンタープライズ・データ検出プラットフォーム「Oracle Endeca Information Discovery」(以下、Endeca)を用いて、ビッグデータの直感的な検索と分析を行うデータ・ディスカバリーの体験型検証サービスを提供開始します。
『Feasibilityサービス』は、アプリケーションからハードウェアまでITシステムの事前検証をもとに、企業のビジネスに寄与する効果的なIT戦略の立案を支援する「TIS Enterprise Architecture Laboratory(以下、TIS EAラボ)」の新メニューです。TIS EAラボでは、TISが同環境下で構築したシステムの概念実証(Proof of Concept:PoC)(※1)を行い、そのレポートをお客様に提供してきました。今回提供開始する『Feasibilityサービス』では、お客様が自身で実際にシステムを利用して操作性、体感、業務への適用などの実用性を検証することができます。
※1 Proof of Concept:新しい概念や理論、原理などが実現可能であることを示すための簡易な試行。本文ではITシステム構築前のハード、ソフトなどの実機を利用したパフォーマンス検証などを意味
第一弾として提供する「Endeca」の『Feasibilityサービス』では、売上情報などの構造化データや、ソーシャルデータ・Officeファイルなど非構造データを対象とした直感的な検索と分析を行うことができ、今まで気づかなかった真の要因・傾向・兆しを発見するというデータ・ディスカバリーの一連の流れを、TISのサポートのもと無償で体験できます。これにより、企業はビッグデータ活用の有用性をシステム導入前に確認することが可能になります。
TISは、「Endeca」を活用した『Feasibilityサービス』を、ビッグデータの有効活用を検討している金融業、製造業、流通・サービス業などを中心に提供し、データ・ディスカバリー関連製品の本格導入の支援を行い、3年間で5億円の事業規模を目指します。
また、今後もビッグデータ活用の効果検証が有効な製品群を『Feasibilityサービス』に加えていくことで、より利便性が高いサービスとして拡張していく予定です。
■背景
各企業では、増大する社内外のビッグデータから価値ある情報を見出し、自社のビジネスへいかに活用できるかが勝負の分かれ目になっています。そこで、これまで活用されてきた分析手法であるビジネス・インテリジェンス(以下、BI)に加え、次の一手として注目されているのがデータ・ディスカバリーです。
予め見たい情報や仮説に対してデータモデルや画面を設計・構築していくBIに対して、大量データから見るべき情報や仮説を導き出していく仕掛けであるデータ・ディスカバリーは、莫大な構造化・非構造化データが散在するビッグデータ活用においては特に有用です。
TISは、「Endeca」を活用したデータ・ディスカバリーの体験ができる『Feasibilityサービス』の提供を開始します。
■『Feasibilityサービス』の概要と特長
本サービスは、「TIS EAラボ」に構築した環境下で、実際にお客様に製品を操作いただき、製品導入前にその有用性を確認いただく体験型検証サービスです。
第一弾のOracle「Endeca」の活用サービスでは、お客様の持込もしくはTISが予め用意したサンプルデータを使ったデータ・ディスカバリーが体験できます。「Endeca」の操作説明および基礎的なデータ探索方法はTISがレクチャーし、試用結果を踏まえたビジネス活用へのディスカッションまでを無償でサポートします。追加データセットやサードパーティのデータ調達なども有償オプションで対応します。
<「Endeca」の『Feasibilityサービス』イメージ図>
・添付の関連資料「イメージ図」を参照
<「Endeca」の『Feasibilityサービス』メニュー>
「Endeca」の『Feasibilityサービス』は、以下の無償および有償オプションのメニューで構成されています。
(1)お客様データセット(無償)
お客様より対象データをお預かりし、「Endeca」のSelf Service機能を用いてデータをセットアップします。
(2)分析コンテンツ・環境提供(無償)
TIS EAラボへセキュアにアクセス可能なTISの多拠点情報共有基盤にて、セットアップされた「Endeca」環境を試用(分析コンテンツ提供から2週間)できます。「Endeca」の試用にあたっては、基礎的なデータ探索方法と合わせて「Endeca」の操作説明をTISが行います。
(3)利用結果ディスカッション(無償)
「Endeca」試用の結果を踏まえたビジネス活用へのご提案のためのディスカッションを、TISのサポートのもとで行います。
(4)追加データセット/サードパーティデータ調達(有償オプション・個別御見積)
〔1〕追加データセット:複数ファイル(テーブル)を利用する際での、ETL処理(Integrator)、ネガ・ポジ分析辞書のJOINなどを行います。
〔2〕サードパーティデータ調達:Twitterなどの外部データを調達し追加データセットを行います。
(5)サンプルデータでの分析体験(無償)
TISにてプリセットした家電メーカー販売分析データなどのサンプルデータを使っての分析体験ができます。
<Endecaの画面イメージ>
・添付の関連資料「画面イメージ」を参照
※詳細は以下URLをご参照下さい
http://www.tis.jp/service_solution/OEID/
・参考資料は添付の関連資料を参照
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