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南海グループ、新中期経営計画「凜進130計画」を策定
新中期経営計画「凜進130計画」について
南海グループでは、新中期経営計画「凜進130計画」(平成23年度〜26年度)を策定いたしましたので、その概要についてお知らせします。
1.前3か年経営計画「堅進126計画」について
前3か年経営計画「堅進126計画」(平成20年度〜22年度)は、同期間を「堅実で着実な成長・進化を果たし、創業126周年を迎えるための3か年」と位置づけ、「攻勢」と「守り」の両面に強弱をつけた経営を目指しました。
環境保全の取り組み強化やサービス品質の向上、なんばエリアのさらなる価値向上など、当社グループの事業価値向上についてのテーマにおいては、CO2の削減やなんば駅No.1計画、南海ターミナルビル再生計画の推進や葬祭事業の拡大など、概ね計画を達成できました。
加えて、生産性向上やコスト削減といった「守り」における取り組みも推進したものの、事業環境の悪化などにより、有望事業の成長加速といった「攻勢」面で所期の成果を得ることができず、計画策定当初の数値目標は達成できない見込みです。
2.「凜進130計画」の概要
今後の人口減少や少子高齢化といった傾向の中で、持続的な当社グループの存立・発展を遂げるためには、新たな収益基盤を確立することが不可欠です。そこで、新中期経営計画では「事業の『効率性追求』と『拡大と成長』により、事業構造の変革を成し遂げる」こととし、創業130周年に向け、いかなる厳しい経営環境や変化に対しても毅然とした姿勢で取り組むことを意味する「凜進130計画」と命名し、経営を推進してまいります。
●「凜進130計画」の基本方針
1.観光・インバウンドビジネスの推進
2.不動産・流通事業の拡大
3.新たな事業領域への進出
4.なんばのまちづくり推進
5.グループ経営基盤の強化
※各基本方針の詳細については、別紙をご参照ください。
3.数値目標
計画の最終年度にあたる平成26年度の数値目標は以下のとおりです。
1.連結営業収益 2,300億円以上
2.連結経常利益 130億円以上
3.連結有利子負債残高/EBITDA倍率 10倍台
※EBITDA=営業利益+減価償却費
以 上
※新中期経営計画「凜進130計画」(平成23年度〜26年度)についての詳細は添付の関連資料を参照