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ティアック、カメラ用4トラックリニアPCMレコーダーとミキサーなど発売
カメラ用リニアPCMレコーダー/ミキサー
『DR−70D』、『DR−60DMKII』、および
DR−70D専用アクセサリーパッケージ『AK−DR70C』を新発売
ティアック株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:英 裕治)は、カメラ用リニアPCMレコーダー/ミキサー『DR−70D』、『DR−60DMKII』および、『DR−70D』専用アクセサリーパッケージ『AK−DR70C』をTASCAM(タスカム)ブランドで全国の業務用カメラ販売店および量販店を通じて発売開始いたします。
※製品一覧・製品画像は添付の関連資料を参照
■『DR−70D』
ステレオ内蔵マイクと4つのXLR入力で思い通りのセッティング。
カメラユーザーのためのオーディオレコーダー。
『DR−70D』は、DSLR(デジタル一眼レフカメラ)やビデオカメラなどでの動画撮影時に使用することで、動画の音声をより高音質にすることが可能な4トラックリニアPCMレコーダーです。4つのXLRマイク入力を搭載し、エントリーユーザーからプロまで、幅広い動画制作現場のニーズに応えます。堅牢ながらコンパクトな筐体でカメラの上下どちらにも装着が可能なうえ、ステレオマイクを搭載したことで単体でも手軽に録音が行えます。内蔵マイクとXLRマイク入力を組み合わせることで、例えば内蔵マイクでアンビエンス、XLR入力にはインタビュー用のガンマイクを接続するなど、機動性を損なうことなくセッティングのバリエーションが広がります。
マイク入力音を増幅するプリアンプにはゲイン幅最大64dB、EIN(等価入力雑音)−120dBuを誇る独自のHDDA(High Definition Discrete Architecture)回路を搭載。4つのマイク入力はリミッター、ローカットフィルターも装備し、独立したゲイン調整ができます。一般のビデオカメラ用マイクに対応するステレオミニジャック入力も装備し、さまざまなマイクの組み合わせで合計4CHの録音が可能です。高音質であることも大きな特長で、音質を左右するオペアンプにはTexas Instruments NE5532を採用するなど、回路設計はもとよりパーツの選定にもこれまで培ってきたオーディオメーカーのノウハウを注ぎ込んでいます。
また、カメラでの動画撮影に特化した仕様を数多く装備しています。カメラの音声と『DR−70D』で収録した音声の位置合わせの基準となるスレートトーンを記録する機能や、『DR−70D』内でミックスされた後の音声をDSLRへ出力するためのCAMERA OUT端子を装備しています。加えて、カメラの出力音を入力しモニターするためのCAMERA IN端子も装備しているため、ヘッドホン端子を持たないDSLRの音声モニタリングも可能となっています。
動画撮影に特化した『DR−70D』は、映画やドキュメンタリー制作、テレビ収録など幅広い現場において多くのカメラと組み合わせてお使いいただける高音質4トラックレコーダーです。
■『DR−60DMKII』
カメラでの動画撮影を高音質に。
ミキサー統合型カメラ用リニアPCMレコーダー。
『DR−60DMKII』は、DSLR(デジタル一眼レフカメラ)やビデオカメラの動画撮影時に使用することで、より高音質な動画撮影を可能にするミキサー統合型の4トラック リニアPCMレコーダーです。TASCAMが長年培ってきたプロフェッショナル向けのオーディオレコーダー技術を投入し、高音質と動画撮影での利便性を両立しました。
動画用の音声収録に最適な機能として、編集時の音合わせを容易にするスレートトーン機能を搭載。スレートボタンを押して、手動でスレートトーンを録音出来るだけでなく、録音開始時に自動的にスレートトーンを録音するオートトーン機能も搭載しました。本体形状もカメラとの取り付けを考慮し、底面の三脚穴、天面の三脚ネジアダプターにより、三脚とカメラの間に設置することができる構造となっています。カメラ取り付け時の軽量化を考慮してボディ素材には軽量のプラスチックを採用していますが、内部をリブ構造とすることで、軽量化と同時に高い強度を実現。加えて、本体の横幅を一般的なDSLRの横幅と同等の133mmに抑えることで、DSLRの操作性に配慮したデザインを採用しています。
高音質設計としては、入力音を増幅するプリアンプにはEIN(等価入力雑音)−120dBuを誇る独自のHDDA(High Definition Discrete Architecture)回路を搭載。プロ用コンデンサーマイクのためのファントム電源に加え、ミキサー等からの信号を入力する+4dBuラインレベルにも対応するXLR/TRS入力を2系統装備するほか、一般のビデオカメラ用マイクに対応するステレオミニジャック入力も装備し、合計4CHの同時入力が可能です。さらに『DR−60DMKII』では、より小さい音の録音に対応するため、“HI+PLUS”ゲイン設定を新たに追加。従来のトリム最大値からさらに+12dBのレベル引き上げが可能です。
レコーダー部は、最大4チャンネルの同時録音に対応し、5つの動作モードにより、ショットガンマイクによるシンプルなモノラル録音から、ショットガンマイクと臨場感を演出するアンビエンスマイクとを組み合わせた高度なマルチトラック録音まで、様々なシチュエーションに対応します。また、CAMERA OUTを使えば、『DR−60DMKII』をミキサーとして使用し、DSLRの音声トラックにミキシングされた音声を録音することも可能です。レベルの違うHIGH/LOW二つの出力端子を装備しており、入力レベルの異なる様々な機種のカメラに幅広く対応します
4トラックレコーダーとミキサー機能を統合した『DR−60DMKII』は、DSLRやビデオカメラによるプロモーションビデオやドラマ収録などの撮影において、高音質と高い利便性を提供する動画撮影用ソリューションです。
■『AK−DR70C』
『AK−DR70C』は、『DR−70D』での録音に便利なアクセサリーパッケージです。
カメラのアクセサリーシューへのマウントを可能にするシューマウントアダプター、カメラへの音声出力と音声モニタリングを両立する3.5mmステレオミニジャックケーブル2本、屋外での録音に便利なファーウィンドスクリーンがセットになっています。
『AK−DR70C』は、『DR−70D』とカメラのセッティングの幅を広げ録音をサポートします。
※特長および仕様などリリース詳細は添付の関連資料を参照
■製品ページ
『DR−70D』 http://tascam.jp/product/dr-70d/
『DR−60DMKII』 http://tascam.jp/product/dr-60dmkii/
『AK−DR70C』 http://tascam.jp/product/ak-dr70c/
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