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ティントリジャパン、ユニアデックスの仮想デスクトップ環境に「Tintri VMstore」を提供

2014-10-18

ユニアデックスが2千ユーザー規模の仮想デスクトップ環境を構築し
ティントリ スマートストレージを導入
〜VDIの課題である構築・増設時のサイジングが不要に〜

モバイルPCから仮想デスクトップに移行することで、
さらなるセキュリティ強化やパフォーマンス向上を実現


 仮想化ならびにクラウド環境のスマートストレージを提供するティントリジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、職務執行者社長:河野 通明、略称:ティントリジャパン)は、ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:入部 泰、略称:ユニアデックス)が、2千ユーザー規模の「VDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップインフラ)」を構築した際に、仮想化系スマートストレージ「Tintri VMstore(ティントリ ヴイエムストア、以下ティントリ)」を導入しパフォーマンス不足を回避しつつ、安定したVDI環境を稼働したことを発表しました。


【ティントリ導入以前の主な課題】
 ユニアデックスでは、お客様での機器の設定作業や保守作業のためモバイルPC利用しています。
 PCの盗難・紛失等による機密情報や個人情報の情報漏えいリスクへの対策として外出先からはVPN(*1)やOutlook Web Accessによるリモートアクセスを利用していましたが、万が一PCを社外で紛失してしまった場合、情報追跡コストの問題、証明書によるVPN運用のセキュリティリスクなどの負担が増加するほか、接続環境によっては必要なパフォーマンスを得られず、生産性も低下していました。ユニアデックスでは、さらなるセキュリティ強化に加え、これらの課題を解決するため、VDIの導入を決めました。

 VDIの構築に置けるストレージの選定では、コストとパフォーマンスのバランスが非常に大切です。基幹データベースに利用するストレージであれば、パフォーマンスを重視するため、高価なオールフラッシュタイプのストレージで構築するケースもありますが、PCの置き換えとなるVDIの場合には、ユーザーあたりの単価でコスト検討することになり、コストが増大してしまいます。


【ティントリを選択した経緯】
 こうした課題を解消するストレージとして、「Tintri VMstore T540」2台が採用されました。
 ティントリはVMwareによる仮想環境をターゲットとしたユニークなストレージであり、フラッシュとSATAハードディスクを組み合わせたハイブリッド型で、パフォーマンスが高く、低コストで導入できるという期待がありました。実際ユニアデックス社内で負荷試験や評価を行い、フラッシュヒット率はほぼ100%で、ベンダーが公開している公称値と大きく変わらない結果が出ました。

 ティントリは、既存のストレージ製品と異なりLUN(*2)やボリュームの概念を持ちません。また、運用管理もすべて仮想マシン単位で行うことができます。このため、ストレージ技術に精通した管理者でなくとも、容易に運用管理が行えることも選択理由でした。


【ティントリの導入効果】
 ・高パフォーマンス
  ティントリは、フラッシュとSATAハードディスクを組み合わせたハイブリッド型で、パフォーマンスが高く、低コストで導入できるというメリットがありました。ユニアデックス社内にて行った負荷試験でも、フラッシュヒット率はほぼ100%と、ティントリが公開している公称値と大きく変わりませんでした。事前設定やサイジングが容易従来のストレージは事前に数百をこえる膨大なパラメータを設定するため、設計から稼働まで1週間は必要となりますが、ティントリは必要とするパラメータ数も少なく、1枚のA4パラメーターシートに記入するのみでした。そのため稼働開始までの期間を1日から2日に短縮することができました。

 ・稼働状況の的確な把握
  ティントリのGUIは、ストレージ、ネットワーク、ホストの稼働状況をわかりやすく表示するため、システム管理者の負荷を軽減してくれます。システムはこれまで安定稼働しており、通常の運用においてはほとんど何もすることがありません。

 ・コスト削減
  従来のハードディスクのみのストレージで構築すると、同じ性能を出すにはラック2本分、およそ500本のハードディスクが必要となり、年間数百万円ほどの保守・運用コストが掛かると想定していました。それに比較してティントリは6Uしか必要としないため、従来型のストレージと比較し施設利用費が5年間で1千万円ほど削減できました。

 ※参考資料は添付の関連資料を参照


<<ユニアデックスシステム構成図>>
 なお、ユニアデックスはティントリの販売代理店として、今回の自社VDIシステム導入の経験を販売時にも活用していく予定です。

 本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
 http://goo.gl/brKuwc

 (*1)VPN:Virtual Private Network−通信事業者の公衆回線を利用し、仮想的に自社内ネットワークとしてセキュリティや通信品質を向上した通信をおこなうサービス
 (*2)LUN: Logical Unit Number−複数のドライブを持つ装置を個別にアクスできるようにするための論理的な識別番号


ユニアデックス株式会社について>
 1997年設立。日本ユニシスグループの「インフラトータルサービス」企業です。ICT基盤構築・運用・保守、設備設計・工事などを、ベンダーを問わず高い顧客満足度で提供しています。
 データセンター、サーバー、ネットワーク、デバイスなどを統合的に取り扱い、ICTインテグレーション、システムマネジメント、ファシリティー、保守サポート、グローバル対応、さらに複数のクラウドサービス利用を支援する「クラウドフェデレーションサービス」などを軸に、多様なソリューションとサービスメニューで支援しています。また、ユニファイド・コミュニケーション、グローバル対応などで実績を持つ、日本ユニシスグループのネットマークスと2014年3月1日合併統合しました。
 同社のHPは以下の通りです。URL:http://www.uniadex.co.jp/


<ティントリジャパン合同会社について>
 ティントリジャパンは、米国ティントリ社の日本法人として、2012年に設立されました。米国ティントリ社は、仮想化環境を監視、把握、適応できるスマートストレージを提供するストレージ・ベンダー企業です。同社のスマートストレージを導入することで、IT部門のストレージ管理負担を劇的に軽減し、仮想化されたアプリケーションでのサービスに集中できるようになります。
 アプリケーションに最適化されたティントリ スマートストレージは、仮想マシン単位での可視化、制御、洞察、即時適応を提供し、ストレージの複雑な設計やトラブルシューティングから解放されます。ティントリ スマートストレージは、ビジネスクリティカル データベース、エンタープライズ アプリケーション、デスクトップやモバイル アプリケーション、プライベート クラウドといった数百から数千台の仮想マシンを快適に稼働させることができます。
 ティントリ製品は、AMD、F5ネットワークス、GE、NTT、ミラークアーズ、タイムワーナーなどのグローバル企業での仮想化やプライベートクラウド環境で利用されています。

 ティントリの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。
 http://www.tintri.co.jp

 ティントリジャパンのFacebookは以下のURLをご参照ください。
 http://www.facebook.com/TintriJapan



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