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丸紅、ミャンマー電力省と発電事業の開発に係る覚書を締結
ミャンマー電力省との発電事業の開発に係る覚書締結について
丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、ミャンマーにおいて環境負荷が低く、エネルギー効率の高い発電技術を前提とした石炭火力発電事業の検討を始めることでミャンマー電力省と合意し、2014年10月9日に本事業の開発に係る覚書を締結しました。
本件は、ミャンマー南部のタニンタリー管区メイ地区に、最先端の技術を採用した環境負荷の低い石炭火力発電所(1,800〜2,000MW)を建設し、タイ中部バンサパン地区まで送電線を敷設の上、ミャンマー国内および隣国のタイに向けて安定的に電力供給を行うことを計画しているものです。丸紅はGlobal Power Synergy Company社(タイ)、EGAT International社(タイ)、およびミャンマー・タイの現地企業とコンソーシアムを組成の上、事業性の検討を行います。
ミャンマーは昨今の経済成長に伴い電力需要が急増しており、新たな電源を開発し、安定的に電力供給を行うことが喫緊の課題となっています。丸紅は、本件を事業化することにより、ミャンマーでの大型発電事業分野へ参入することで、同国の電力安定供給に貢献できるものと考えています。また、石炭火力発電において環境負荷が低くエネルギー効率の高い超々臨界圧技術などの導入を図ることで、周辺住民の皆様にも安心して頂ける発電事業の実現を目指します。
また隣国のタイにおいても、継続的な経済成長により今後も電力需要の増加が予想されています。丸紅は、全世界で展開する電力事業の知見・経験を活かし、本事業の検討を進め、ミャンマー及びタイにおける電力の安定供給を通じて、両国の発展に寄与していきます。
以上
<関係各社概要>
◇Global Power Synergy Company Limited
(タイ国営石油・ガス会社のPTT社グループが100%保有する発電事業子会社)
設立:2013年
所在地:タイ、バンコク
事業概要:発電事業
◇EGAT International Company Limited(タイ発電公社の子会社)
設立:2007年
所在地:タイ、バンコク
事業概要:発電事業
※参考画像は添付の関連資料を参照