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東京電力と三菱商事、タイの大手発電卸事業者EGCO社の経営に共同参画

2011-02-28

タイ大手IPP事業者「エレクトリシティ・ジェネレーティング・パブリック・カンパニー社」への
共同経営参画について


 東京電力株式会社(以下 東京電力)および三菱商事株式会社(以下 三菱商事)の2社は、三菱商事の100%子会社である「テプディア・ジェネレーティング社(以下 テプディア社)」を通じて、タイの大手発電卸(IPP)事業者である「エレクトリシティ・ジェネレーティング・パブリック・カンパニー社(以下 EGCO社)」の経営に共同で参画することについて、本日、合意いたしました。

 具体的には、三菱商事が、香港最大の電力会社であるCLPホールディング社(以下 CLP社)と共同で設立した合弁会社を通じて間接的に保有するEGCO社の株式11.21%(59,011,803株)に加えて、CLP社が間接的に保有するEGCO社の株式13.36%(70,354,375株、約230億円)を、子会社のテプディア社を通じて全て買い取ることに合意し、同時に、東京電力は、三菱商事との間でテプディア社の株式50%を買い取ることに合意いたしました。東京電力の出資額は約210億円となります。

 これにより、両社は、テプディア社を通じてEGCO社の株式12.286%(64,683,089株)をそれぞれ間接的に保有することとなり、EGCO社の経営に共同で参画することとなりました。

 本日より、テプディア社はEGCO社の株式取得の手続きを進め、株式取得が完了する本年4月上旬より、両社でEGCO社の経営に共同参画することになります。

 東京電力は、これまで培ってきた技術や発電所の運転ノウハウなど、経営資源の活用を通じて、タイにおける電気事業の発展へ貢献するとともに、海外事業を東京電力グループの事業の柱と位置づけた『2020ビジョン』の具体的展開を通じて、収益拡大と事業基盤のさらなる強化、海外における低炭素化に貢献してまいります。

 三菱商事は、2006年よりEGCO社経営に参画しており、引き続き、同社を通じてタイ及びタイ周辺国の電気事業の発展に寄与して行くと共に、2009年には東南アジア及び台湾に於ける民間発電事業の統括を目的とした子会社Diamond Generating Asia, Limited社を設立し、同社を拠点にベトナムインドネシア等での発電事業にも積極的に取り組んでおり、電気事業を通じて東南アジアの発展に貢献してまいります。


以 上


 ※別紙資料は添付の関連資料を参照

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