ヤマハ発動機、スポーツボートのフラッグシップ「２４２Limted　S」などフルモデルチェンジ

スポーツボートのフラッグシップをフルモデルチェンジ
「２４２Limited　S」「AR２４０　High　Output」を発売


　ヤマハ発動機株式会社は、スポーツボートのフラッグシップ「２４２Limted　S」、および「AR２４０　High　Output」においてフルモデルチェンジを行い、２０１４年１１月１９日より発売します。
　両モデルのフルモデルチェンジに当たっては、いずれもハル（船体）を新開発。船底後部に可動式キールを採用したことで、直進時における保針性能を高めたほか、ハンドリングを向上させています。また、スピードやエンジン回転数、燃料残量や燃費、水深などの情報表示や各種電子機器の操作などを、スクリーンタッチやジョイスティックで操作できる「マルチファンクションディスプレイ」（７インチカラー液晶）を搭載するなど、操作性、快適性の向上を実現しました。
　ジェット推進式エンジンを搭載したスポーツボートは、北米を中心に高い人気を得ており、日本国内でも年々需要が増加しています。２０１５年のスポーツボートラインナップは、フルモデルチェンジを行ったこれら２モデルのほか、全モデルにおいてカラーやグラフィック、細部の仕様変更を行い、全６モデル、１１バリエーションのラインナップで順次発売を開始します。

　＊参考画像は添付の関連資料を参照


　名称　　　　　　　　　　　　２４２Limited　S
　発売日　　　　　　　　　　　２０１４年１１月１９日より
　メーカー希望小売価格例　９，７８５，４００円（消費税抜き）
　　　　　　　　　　　　　　　　（本体　９，５００，０００円＋法定安全備品他価格　２８５，４００円）
　　　　　　　　　　　　　　　　※限定沿海仕様

　販売計画　　　　　　　　　　１７隻（年間／国内）


　名称　　　　　　　　　　　　AR２４０　High　Output
　発売日　　　　　　　　　　　２０１４年１１月１９日より
　メーカー希望小売価格例　８，８８５，４００円（消費税抜き）
　　　　　　　　　　　　　　　　（本体　８，６００，０００円＋法定安全備品他価格　２８５，４００円）
　　　　　　　　　　　　　　　　※限定沿海仕様
　販売計画　　　　　　　　　　３０隻（年間／国内）


　法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。


【「２４２Limited　S」「AR２４０　High　Output」の主な特長】

●走行性、機能性を向上させる新設計のハルとさまざまな装備
　・キール形状の船底を持つ新開発のハルを採用。さらにジェットポンプノズルと連動して作動する、新開発の可動式キールを採用し、それらの組み合わせにより直進時の操船性、保針性能を高めたほか、レスポンスに優れたハンドリング性能を実現しています。

　・７インチのカラー液晶パネルを採用した「マルチファンクションディスプレイ」を搭載。スピード、燃費、エンジン回転数、使用時間、走行距離、燃料残量、さらにエンジン温度、電圧、自船位置などさまざまな情報を伝達するだけでなく、オーディオやビルジポンプ、ブロワー、各種ライトなど多岐にわたる電子機器などの操作を液晶へのタッチ、または専用のジョイスティックで操作することが可能です。

　・快適性、ホールド感に優れたアームレスト付きのドライバーズシートとナビゲーターズシートを新たに採用し、快適性能とグレード感の向上を実現しました。

　・総排気量１，８１２cm３のNA　High　Output（ハイアウトプット）エンジン（１８０馬力）を２基搭載し、圧倒的なスピード性能、加速性能を発揮します。

・カラー＆グラフィックバリエーションを充実。「２４２Limited　S」には「ブラック」と「ヨットブルー」の２タイプ、「AR２４０　High　Output」には「ブラック」「スエードグレー」「スペースブルー」の３タイプを用意しています。

●よりラグジュアリーな装備のフラッグシップ「２４２Limited　S」

　・カーペットやシート、ステアリングなどの質感にこだわり、バウ（船首部）からスターン（船体後部）にわたって、ラグジュアリーな居住空間を確保。バウデッキには新デザインのヘッドレスト付きシートを採用しています。

　・新デザインのアルミ製可倒式ウェイクゲート（ウェイクボードを牽引するためのゲート）を採用。

　・スイミイングプラットフォームにはスリップしにくい「SEAデッキマット」を採用。専用シートとシャワーを備え、快適なマリンプレイベースとなっています。

　・Bluetoothに対応し、USBコネクタを持つマリンオーディオを搭載しています。

　・エンジンハッチ、デッキ等の吸音材の厚み、排気システムの変更により、防音、低振動性を高めています。


【主要諸元】

　＊添付の関連資料を参照


　なお、読者・視聴者からのお問い合わせは、
　「ヤマハ発動機お客様相談室（フリーダイヤル０１２０−０９０−８１９）」へお寄せください。