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トレンドマイクロ、情報漏えい対策機能を強化した「ウイルスバスター Corp.11」を発売

2014-10-10

データ持出しによる情報漏えい対策機能を強化
ウイルスバスター(TM) コーポレートエディション 11」を発売
〜標的型サイバー攻撃など多様化する脅威への対応を強化〜


 トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン、以下、トレンドマイクロ)は、企業向け総合セキュリティソフトの新バージョン「ウイルスバスター コーポレートエディション 11」(以下、ウイルスバスター Corp.11)を2014年10月14日より受注開始することを発表します。トレンドマイクロは本製品により今後1年間で売上200億円を目指します。

 ウイルスバスター コーポレートエディションは、高度な相関分析を行うトレンドマイクロのクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network(以下、SPN)」と連携することにより、高い防御力、パフォーマンス性、誤検知率の低さにおいて、第三者機関からも高い評価を獲得している(※1)総合セキュリティソフトです。

 近年、正規Webサイト改ざんによる不正プログラムの感染や標的型サイバー攻撃など、企業の情報資産を脅かす様々な脅威が確認されています。また昨今では、スマートフォンやタブレット端末などのビジネスシーンにおける普及を受け、それらのツールを経由した大規模な情報漏えい事例も発生しています。
 ウイルスバスター Corp.11では、Webサイトに埋め込まれた不正なJavaアプレットやJavaScriptの実行を防止する機能を新たに実装することで、改ざんされたWebサイトからの不正プログラムのダウンロードを防止します。また、標的型サイバー攻撃に用いられるC&CサーバのIPアドレス情報をもとに、C&Cサーバへの接続をブロックすることで、標的型サイバー攻撃への防御をより強化しました。
 また、デバイスコントロール機能の拡充や、各クライアントPCに保存されている機密情報などの重要データを特定する「データ検出機能」を新たに実装し、情報漏えいを防ぎます(※2)。
 さらに、今回、ウイルスバスター コーポレートエディションをご利用の方は無償で利用できる、トレンドマイクロセキュリティ対策製品を一元的に管理する管理者向けツール「Trend Micro Control Manager」(※3)(以下、TMCM)の新バージョン 6.0 SP1も同時にリリースしました。これにより、ウイルスバスター Corp.11との連携がさらに強化され、ユーザごとのセキュリティ管理の向上および情報漏えい機能の拡充が実現しました。

 ※1 AV−TESTによる「AV−TEST Business Solutions Security Test」(2014年5月/6月実施)より。詳細は以下をご覧ください。
  http://www.av-test.org/en/news/news-single-view/this-is-how-well-security-packages-protect-porous-xp-systems/
  http://www.trendmicro.co.jp/jp/why-trendmicro/review/av-test/index.html
 ※2 Trend Micro情報漏えい対策オプションの追加購入が必要です。
 ※3 Trend Micro Control Managerでは、ダッシュボードを使った運用環境全体の状況把握やパターンファイルやアップデートプログラムの一元配布、各製品の設定やポリシーの一斉適用、定常的なレポートの作成を一元的に実施します。詳細は以下をご覧ください。http://www.go-tm.jp/tmcm


ウイルスバスター コーポレートエディション 11」の主な機能強化

 ●多様化する脅威への対策
 ・危険なWebサイトへの対策強化:
 従来より提供している、不正なサイトへのアクセスを自動的に遮断するWebレピュテーション機能に加え、Webサイトに埋め込まれた不正なJava アプレットやJavaScriptの実行を防止する機能を追加しました。これにより、不正なサイトとして登録されていない、改ざんされたばかりの未知の危険なWebサイトへのアクセスもブロックすることが可能になりました。

 ・標的型サイバー攻撃への対策強化:
 C&Cサーバへの接続の検知/通知する機能を強化し、従来のURL情報に加え新たにIPアドレス情報を用いて、C&Cサーバへの接続をブロックします。また、C&Cサーバへの接続を試みる不正プログラムを、改変された Windows システムを修復するダメージクリーンナップサービス機能を用いて駆除します。これにより、標的型サイバー攻撃の実被害を最小限にくいとめることが可能です。

 ●情報漏えい対策(※2)
 ・デバイスコントロール機能の拡充:
 スマートフォン・タブレット端末などをPCへ接続した際に、従来からUSBメモリなどで使用されてきたマスストレージクラスMSC(Mass Storage Control)の制御に加え、スマートフォン・タブレット端末やデジタルカメラ接続時のデータ転送などでよく使用されるMTP(Media Transfer Protocol)やPTP(Picture Transfer Protocol)などの接続プロトコルにおける接続制限も新たに追加されました。これにより、最近のスマートフォンなどUSBマスストレージクラス以外によるUSB接続も制御可能となります。

 ・「データ検出機能」を新たに追加:
 本製品と同時にリリースするTMCMの新バージョン 6.0 SP1との連携により、各クライアントPCに保存されているWord、Excelなどのファイルの中身をスキャンし、機密情報や個人情報などが一定数以上含まれるファイルが端末に保存されていないかを確認し、その検出結果を管理画面にて可視化することができます。

 ●管理機能の強化
 ・ユーザベースの管理機能:
 TMCM 6.0 SP1との連携により、従来の端末単位の管理だけではなく、ユーザ単位で時系列にそのユーザが保持する端末のセキュリティイベントを表示したり、ポリシーを管理することが可能になりました。

 ・Microsoft SQL Serverへの対応:
 従来から搭載されているウイルスバスター コーポレートエディションの管理用独自データベース以外にもMicrosoft SQL Serverをデータベースとして選定が可能になりました。これにより、大規模環境においてもより安定した運用が実現しました。


 ■受注開始日    :2014年10月14日(火)

 ■出荷開始日    :2014年10月16日(木)

 ■参考標準価格  :2,980円(税別)(※4)

 ■製品詳細ページ :本製品の詳細は下記Webサイトにてご確認いただけます。
 http://www.go-tm.jp/corp

 ※4 上記参考標準価格は1年間のスタンダードサポートサービス料金を含めたウイルスバスター コーポレートエディションPlus 1ライセンス(1000ライセンス購入時)あたりの使用許諾料金です。ライセンス数に応じて割引料金が適用されるボリュームディスカウント制となります。なお、2年目以降も、製品のバージョンアップやパターンファイルのダウンロード等のサポートサービス利用継続をご希望の場合は、1年毎に契約の更新が必要です。契約更新料は、更新発注時に提示されている参考標準価格の50%となります。

 ※ TREND MICRO、ウイルスバスター、Trend Micro Smart Protection NetworkおよびSPNは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。



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