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JFEエンジニアリング、南長岡ガス田天然ガス精製・処理プラントの設備増強を受注
南長岡ガス田天然ガス精製・処理プラントの設備増強を受注
〜貴重な国産ガス資源の更なる有効活用に貢献〜
JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:狩野久宣)は、このたび国際石油開発帝石株式会社(本社:東京都港区、社長:北村俊昭 以下、INPEX)より、国内最大級のガス田である「南長岡ガス田」における天然ガス精製・処理プラント設備の増強工事を受注しましたので、お知らせします。
南長岡ガス田は、INPEXが開発・生産事業に取り組んでおり、1984年より30年間にわたり天然ガスおよびコンデンセート(特軽質原油)の生産が行われております。
今回のプロジェクトは、天然ガスの精製・処理を行っている越路原プラントを増強して回収率を向上し、同ガス田の可採埋蔵量の増加と生産期間の延長等を図るものです。具体的には、プラントに昇圧機やセパレーターなど井戸のガス送出能力を向上させる設備を設置するもので、これにより同ガス田で生産する可採埋蔵量は約2割増加し、生産期間についても現在の想定からさらに約20年弱延長することが期待されます。
また、この工事は海外で国際メジャーなどが使っている設計手法を用いて進められます。当社は、このようなグローバルスタンダードに対応する技術力やこれまでの南長岡ガス田におけるガス精製・処理プラントの建設実績などを評価され、設計から建設、試運転まで請負いました。
工事完成は2016年12月を予定しています。
当社は、井戸元ガス処理設備をはじめ、LNG受入基地、長距離パイプライン等、天然ガスサプライチェーンに関して豊富な実績と技術を有しております。
当社は今後も、堅調な伸びが予想される国内天然ガスの需要に対応するため、国際化・多様化するお客様のニーズに最適な技術を提供してまいります。
■南長岡ガス田 越路原プラント
※参考画像は添付の関連資料を参照