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電通、正倉院宝物などHD動画で鑑賞できるiPadアプリ「歴史カメラ」サービスを提供
正倉院宝物などの文化財を高精細動画(HD動画)で鑑賞する
iPadアプリ「歴史カメラ(R)」のサービス提供を開始
株式会社電通(本社東京・代表取締役社長執行役員:高嶋達佳)関西支社は、文化財の動画 コンテンツを鑑賞できるiPadアプリ「歴史カメラ(R)」のサービス提供を2月24日より開始します。
本アプリでは朝日放送株式会社(本社大阪)が関西地域を中心に18年間にわたりHD動画で文化財を収録、テレビ番組を制作してきた中から、以下の3つの文化財のHD動画を後述するスケ ジュールのように、5−6本づつに分けて順次配信致します。これにより従来目にすることが出来なかった貴重な文化財の細部や記録がHD映像で鑑賞する事が可能となります。
平城遷都1300年祭の大盛況や仏像ブームや歴女の出現など歴史ファンが急増する中、本アプリはおおいに注目されるコンテンツとなります。
【文化財コンテンツについて】
■平城宮跡 大極殿 復興事業
平城宮跡第一次大極殿正殿の復原事業は、当時の奈良国立文化財研究所(現独立行政法人 奈良文化財研究所)の長年の研究成果を基に10年の歳月をかけて行われ、平城遷都1300年にあたる平成22年(2010年)に完成・一般に公開されました。
本コンテンツは、大極殿正殿の復原されていく様子の一部始終を、HD映像で独占して記録してきたものです。
■正倉院 宝物
8世紀の中頃、奈良時代に、光明皇后が聖武天皇の冥福を祈念して、御遺愛品などを東大寺に奉献したものが正倉院宝物のはじまりとされています。宝物の保存状況を確認するため、毎年秋に曝涼(ばくりょう−宝物の「虫干し」)が行われ、またそれに併せて奈良国立博物館で宝物の一部が「正倉院展」として公開されます。
本コンテンツは、「正倉院展」に合わせて、公開されてきた宝物のHD映像です。(1998年以降の公開分の一部)
■桂離宮
京都市西京区桂にある約7ヘクタールの離宮で、17世紀の初めから中頃にかけて、初代八条宮智仁親王と二代智忠親王によって造られたもので、日本最高の名園といわれています。
本コンテンツは、スーパーHD(現行HD画質の4倍の精細度)も駆使し、全ての建物内外を含め、桂離宮の四季を足掛け6年に亙り撮影したものをマスターとして、「歴史カメラ」向けに再編集したものです。
【「歴史カメラ(R)」アプリについて】
「歴史カメラ(R)」アプリは、文化財の動画コンテンツをiPadで視聴するためのアプリケーションで、iPadをお使いの方を対象に、Apple社が運営するitunesAppStoreにおいて無料でダウンロードが可能です。
アプリ本体を起動後に、アプリ内でご覧になりたいカテゴリを[カテゴリ選択画面]で選択し、表示される[コンテンツ選択画面]の[「視聴する」ボタン]をタップすることで、HD動画のダウンロードがはじまり、[動画再生画面]が表示され、お手元のiPadでHD画質の動画が視聴できるようになります。
動画コンテンツは、5−6本をひとまとまりとして、数回に分けてシリーズとして公開します。各シリーズでは、動画コンテンツを一括でダウンロード、もしくは、1本づつダウンロードすることができます。
動画コンテンツのダウンロード時に、無料でダウンロードしお楽しみいただけるものと、有料のものとがあります。
※ 詳細は、関連資料参照