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新日鐵住金、津波に強いピロティ構造採用の鹿島製鉄所製銑地区センターが竣工
鹿島製鉄所製銑地区センターの竣工について
〜津波に強いピロティ構造を採用〜
改築工事を行った鹿島製鉄所製銑地区センター(事務所)が、9月11日に竣工し、9月22日より利用を開始しました。製銑地区センターには、一般社団法人日本鉄鋼連盟が提唱する耐震・耐津波防災拠点ビルのコンセプトである「ピロティ構造」を採用しております。ピロティ構造には、下層階部分の壁を無くして吹き抜け空間とすることで津波の破壊力を回避することが出来るという特徴があります。
柱には当社と片山ストラテック(株)等が共同開発したEGコラム(高効率なエレクトロガスアーク溶接を採用した円形鋼管柱)、梁には当社の建材主力商品であるハイパービーム(R)(外法一定H形鋼)とスマートビーム(R)(溶接軽量H形鋼)を使用しています。
鋼構造は短工期で経済性に優れ、大きなスパンを取ることができるため、柱の少ないフレキシブルな空間を実現できます。
当社は今回の実績等を踏まえ、今後も災害に強い鋼構造建築の提案に努めて参ります。
【鹿島製鉄所製銑地区センターの概要】
・構造:地上3階建 ・着工:2013年7月 ・通常時の利用者数:約100人
・建築面積:約1700m2 ・完工:2014年9月 ・発災時の最大避難者数:約1400人
※参考画像は添付の関連資料を参照
以上