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仏プジョー、パリモーターショーの出展概要など発表
2014年9月 パリ発
パリ・モーターショーにおけるプジョーの未来
4,000m2のスペースに40台のディスプレイを展開して、プジョーは2014年に新たに8レンジに統合したプロダクトを発表いたします。その中でもNEWプジョー308GTと508は、ブランドのプレミアムマーケットセグメントへの移行と先進技術の採用を訴求するモデルです。
そして、プジョーEXALTとQUARTZコンセプトでは、深い感動と高い効率が高次元でバランスを成立させている成果をご覧いただきます。
プジョーの技術開発力は、環境適合性を極めたデモンストレーションとしてプジョー208HYbrid Air 2Lを支えていますが、PureTech(ピュアテック)と1.6L THPガソリンエンジン、導入基準に一年先行して発表したBlue HDiディーゼルエンジンなどでもその高さを証明しています。
2008DKRと並んで展示される特別仕様の208 GTi 30thでは、プジョー・スポールの最新技術が盛り込まれており、今後もモータースポーツの世界へ挑戦していきながら顧客の要求に応えてまいります。
下記サイトでは、最新ニュースと多くのサプライズをご覧いただけます。
http://news.peugeot.fr
<パリ・モーターショーの概要>
NEWプジョー508は大幅な改良が施され、新しいエンジンと次世代の新しいフロントフェイスを装備しています。
プジョーEXALTコンセプトカーは、パリ・モーターショーにあわせて新しい素材で新鮮なカラーリングを施し、際立ったセダンのエクステリアを提案しています。2012年パリで発表したONYXコンセプトをベースに組み立てています。
プジョーQUARTZコンセプトには、ハイパフォーマンスをもつ衝撃的な次世代SUVの強いメッセージが込められています。さらに、NEWプジョー308GTと特別仕様の208GTi30thなど、レンジの幅を広げたスポーティなモデルをご覧いただきます。モータースポーツ競技車両も展示しており、プジョー2008DKR、208WRX、208T16が揃って登場します。
プジョーはイノベーション、環境対応技術などをリードする中心的な地位を築いています。パリのプジョーブースでは、それぞれをエリアで分け、来場者に下記のEuro6エンジンによる最新性能と高い燃料効率を実感していただきます。
−パフォーマンスと低燃費を組み合わせた、BlueHDiディーゼルエンジン
−3気筒ターボ付きPureTechガソリンエンジン
−最先端の燃料効率を反映させた、208HYbrid Air2Lデモンストレーター
<プジョー508 キャラクターのひとつのカタチ>
プジョーは、それぞれのセグメントに特徴的なクルマを提案することによって、プレミアムマーケットでの展開を進めてきました。長きにわたり大型セダンを開発してきたプジョーは、新しい508によってDセグメントにおけるポジションを確立します。
508はプジョーライオンを新しいフロントグリルの中央に配し、さらにボンネットの切り返しも一新しました。このエクステリアのアイデンティティは、今後発表するモデルにも採り入れていきます。
※製品画像は添付の関連資料「製品画像1」を参照
細部にわたる配慮は、フロントとリアのライトにもなされています。バンパーと一体化したLEDライトは標準装備で、その特色を明確に分け(セダン/SWはcomma、RXHにはclaws)、508のカリスマ性を高めています。さらに上級バージョンでは、最新式のフルLEDテクノロジーがフロントエンドを引き立てています。セダンではリアコンビネーションライトも一新され、先代モデルよりもさらに水平的なラインに組み合わされた「3本の爪跡」が最新のアイデンティティを演出しています。
<プジョー308GT ふたつのエンジンバリエーションで個性豊かなクルマの活力とパフォーマンスを提案>
プジョー308GTは、ドライビングにこだわる人々のためのクルマです。ハッチバックとSWで独特のスタイルや高いパフォーマンスを誇る一方、燃費とCO2排出量にも優れた高効率のドライビングを実現しています。308GTでは4つのモデルを展開します。GT205とGT180それぞれにハッチバックとSWを用意しています。
205馬力を発生する1.6L THP S&S BVM6ガソリンエンジン、または180馬力を発生する2.0L BlueHDiが搭載され、EAT6オートマチックトランスミッションと組み合わされます。
※製品画像は添付の関連資料「製品画像2」を参照
スポーティなスタイリングは、周囲の注目を集めるポイントです。プジョー308GTのフロントエンドは、プジョーライオンのロゴをグリルに組み合わせ、両側に「3本の爪」を水平に配しました。62個のLEDユニットによるヘッドライトは、あらゆる状況でも最適な視界を確保します。サイドスカートで個性を強めたプジョー308GTは、ダイアモンドコーティング仕上げを施した18インチのアロイホイールにミシュランパイロットスポーツ3を履いています。同様のたくましさは、ダークグレーのルーフヘッドライニングとトリムで彩られたインテリアでも感じられます。室内装飾、ダッシュボード、ドアパネル、シフトレバー、フロアマットに施された赤いステッチが、GTの鋭さを表しています。
<プジョーEXALT&QUARTZコンセプト プレミアムモデルにおけるふたつのビジョン>
QUARTZはクロスオーバーセグメントにおけるプジョーの優位性を指し示しており、新たなアプローチを提案しています。このハイパフォーマンスモデルには衝撃的で次世代SUVの強いメッセージが込められています。
新しいデザインではセンターピラーを取り除いた観音開き式のドアを採用。室内へのアクセスを容易にし、サイドステップは格納式となっています。強さと軽さを感じさせる火山岩の一種である玄武岩は、センターコンソールの演出にも重要な素材となっています。プジョーは室内にデジタル加工を施した織物を世界で初めて採用、力強いフィーリングを創り出すためにピラーとルーフはブラックレザーで仕上げ、シートクッションと背もたれは淡い褐色のレザーで覆っています。
※製品画像は添付の関連資料「製品画像3」を参照
インテリアはそれぞれのドライバーズシートに際立った4つのバケットシートを採用。ヘッドアップディスプレイは、大型のタッチスクリーンになっており、中央部に追加情報を表示するなど機能を高めています。
パワートレインは、コンセプトカーにふさわしくガソリンエンジンとふたつの電力モーターを組み合わせたプレミアムな500馬力のハイブリッドプラグインユニットを搭載しています。
4月の北京モーターショーで発表したプジョーEXALTでは外観を新しくしました。プレミアムモデルにプジョーの使命を具現化し、力強さの面で妥協を許さず、素材を慎重に選別することで上質なバランスを実現。一方で、多くを現地調達やリサイクル可能な素材で製造しました。
中国では、EXALTのインテリアに黒檀をあしらっています。パリのバージョンでは、ビジネス新聞の再生紙で作られた“ニュースペーパーウッド”で仕上げています。
20年代、30年代におけるフランス自動車の芸術に敬意を表し、グレーのシェイドをあしらったボディワークは、マスターパネルビルダーによる手仕上げです。リアは“シャークスキン”として知られる特徴的な編み込みを施したラインを強調し、剥き出したグレーのスチールからグラデーションを創り出しています。北京で発表したコントラストのある仕上げとは異なるエクステリアの新しいデザインで、独立したラインの多様性を表現しています。
※製品画像は添付の関連資料「製品画像4」を参照
<プジョーの専門技術 208HYbrid Air 2Lデモンストレーターと新エンジン>
ヨーロッパで販売される新型プジョーのCO2排出量は、2013年同時期の115.1g/kmに比べ、2014年6月末で平均111.1kg/kmと向上し、ヨーロッパの自動車メーカーで最も優れた削減を果たしました。このパフォーマンスに大きく貢献しているのが、いち早く投入した最先端Euro6エンジン、BlueHDiディーゼルと3気筒PureTechガソリンエンジンです。
しかし、プジョーはさらなるステップアップを目指しており、208Hybrid Air 2Ldemonstratorはフランス政府が示したわずか2.0L/100km(141mpg)という燃費基準をクリアするなど確実な進歩を見せ、その実力を証明しています。このプロジェクトには極めて未知数の要素が含まれており、2020年までにこの技術を実用化させるべく、このデモンストレーターではさらにハードルを高くし、高効率を実現している208の燃料消費量を半分にすることを目指しています。
■プジョー
世界160カ国に1万以上の拠点を持つプジョーは、創業以来一貫した魅力と感動を兼ねそなえています。
2013年、プジョーは世界で155万3,000台を売り上げ、成長著しいマーケットで展開を続け、高級車への取り組みを継続してきました。象徴である208GTiとXYのほか、プジョーは新たに2008アーバンクロスオーバーを発表し、NEWプジョー308ではCセグメントで新しい姿を提案しました。
高品質のプロダクトとサービス、洗練されたデザイン、細部まで行きわたる配慮をあわせ持つことで、独自のドライビングエクスペリエンスを生み出し、満足と感動を提供します。6,000万台以上を販売してきた品質は、125年以上にわたるブランドのコミットメントとなっています。