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矢野経済研究所、ITアウトソーシングサービス市場に関する調査結果を発表
ITアウトソーシングサービス市場に関する調査結果 2014
〜次の消費増税前にデータセンターの利用が増加、ビックデータの活用等も後押し〜
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内のデータセンター事業の調査を実施した。
1.調査期間:2014年5月〜8月
2.調査対象:コンピューターメーカー、システムインテグレーター等のITアウトソーシングサービス提供事業者、データセンター専業者等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・電子メールによる取材、ならびに文献調査を併用
<ITアウトソーシングサービスとは>
本調査におけるITアウトソーシングサービスとは、原則として事業者のデータセンターを活用して提供されるサービスを指し、ユーザー側に設置されているサーバー等の運用管理事業は対象外とする。なおデータセンターとはIT事業者が顧客のサーバー等のIT機器を預かり、または自社所有のサーバーを活用し、インターネットへの接続回線やシステム運用保守サービスなどを提供する施設である。
【調査結果サマリー】
◆2014年度のITアウトソーシングサービス市場規模は前年度比3.7%増の見込、
依然としてデータセンターの利用が進む
2014年度のITアウトソーシング市場規模は前年度比3.7%増の3兆895億円(事業者売上高ベース)を見込む。次の消費増税に向けて企業基盤の整備に向けた設備投資を行う企業が増えていることから、同市場は拡大基調にあると考える。
◆2012年度から2018年度の年平均成長率(CAGR)は3.3%で推移、
今後も成長基調を予測
ITアウトソーシングサービス市場は、企業におけるデータ量の増加、情報管理の重要性の高まり、環境対策面からの需要、競争力の確保を目的にした需要、クラウドコンピューティングの概念の普及、多方面におけるビックデータの活用の6つの要因が背景となり、その後も成長基調を予測する。2012年度〜2018年度の年平均成長率(CAGR)は3.3%で推移し、2018年度の市場規模は事業者売上高ベースで、3兆4,758億円に達すると予測する。
【資料発刊】
資料名:「ITアウトソーシング市場の実態と展望 2014〜クラウド/ビックデータ/事業継続/BPO/グローバル〜」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C56111100
※リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照