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ヤマハ、コストパフォーマンスに優れたパワードスピーカー「DBRシリーズ」など発売
可搬性とコストパフォーマンスに優れた新シリーズ
高分解能、高音圧の音質をコンパクト・軽量なキャビネットで実現
ヤマハ パワードスピーカー『DBRシリーズ』
スピーカーシステム『CBRシリーズ』
−小規模な拡声から小規模ライブSR、設備音響まで幅広い用途に対応する6モデル−
※製品画像は添付の関連資料を参照
ヤマハ株式会社は、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、ヤマハ パワードスピーカー『DBR10』『DBR12』『DBR15』を2014年10月上旬に、ヤマハ スピーカーシステム『CBR10』『CBR12』『CBR15』を2015年1月上旬に発売します。
<価格と発売日>
・添付の関連資料を参照
<製品の概要>
パワードスピーカーは、アンプとスピーカーを一体にすることにより、それぞれの性能を最大限にを引き出すことができ可搬性に優れるため、ライブステージやイベントなどの可搬用途をはじめ、高出力が要求されるライブハウスやクラブなどの常設音響システムでも需要が高まっています。
一方、外部のパワーアンプを用いるパッシブ型のスピーカーは、筐体を軽量にすることができ、電源の供給をパワーアンプに行えばよいため、可搬および設備の両方の用途において幅広く使用されています。
このたび、可搬型スピーカーの新ラインアップとして、パワードスピーカー『DBRシリーズ』およびスピーカーシステム『CBRシリーズ』を発売します。
『DBR シリーズ』は、当社のPA用パワードスピーカーの中で最も可搬性とコストパフォーマンスに優れたシリーズで、上位機種「DSR シリーズ」、「DXRシリーズ」の開発で蓄積されたDSP処理、音響設計、機構技術のノウハウを継承しつつ、小型軽量化、高音質、高音圧を達成しました。可搬性に加えて汎用性を備えており、メインスピーカーとしてのスピーカースタンド設置だけでなくフロアモニター設置やオプションのスピーカーブラケットやアイボルトを使用した設備設置にも対応しています。また、好評のパワードサブウーファー『DXSシリーズ』と組み合わせることで、より低い再生周波数帯域をも再生する本格的なシステムの構築が可能になります。
一方、『CBRシリーズ』は、高音質、高耐入力を誇るパッシブ型のスピーカーです。『DBRシリーズ』と共通のエンクロージャーを使用しており、高い可搬性を実現するとともにメインPAやフロアモニター、設備などさまざまな設置に対応します。電源を必要としないため、スピーカー周囲に電源確保が難しい設置環境にも対応できます。
詳細は以下の通りです。
<『DBR シリーズ』主な特長>
1.最新鋭のDSP技術による分解能に優れた高音質と高度な保護機能
『DBR シリーズ』は、低域と高域の2つのスピーカーユニットをもつ2ウェイフルレンジ構成のパワードスピーカーです。上位モデル「DSRシリーズ」「DXRシリーズ」の最大の特長である高性能DSP技術を受け継ぎ、アンプとスピーカーの性能を最大限に引き出します。リニアな位相特性を持つFIRフィルターをクロスオーバーに採用した独自の「FIR−X tuning(TM)」処理により、振幅特性・位相特性を最適化し、分解能に優れた高音質を実現しています。
さらに上位モデルで好評のマルチバンド・ダイナミクス・プロセッサー「D−CONTOUR(Dynamic−Contour)」を搭載しています。「D−CONTOUR」は、アンプの出力レベルをリアルタイムに監視し、人間の聴感特性に合わせて振幅特性をダイナミックにコントロールします。このため、いかなる音量においてもバランス良く、迫力のあるサウンドを提供します。FOH/MAINとMONITORの2つのモードを備えており、用途に応じて最適なサウンドを引き出すことができます。
『DBR シリーズ』のDSPは、サウンドチューニングだけでなく保護機能も提供しています。DSP制御の高度な保護機能により、電源、パワーアンプ、スピーカーユニット全てのコンポーネントを確実に保護し、それぞれの性能を最大限まで引き出します。
2.高効率・ハイパワーClass−Dアンプとカスタム設計のスピーカーユニット
新開発高効率Class−Dアンプユニットは軽量・コンパクトな筐体でありながら、『DBR15』『DBR12』では1000W、『DBR10』では700W(ダイナミックパワー)の高出力を実現しました。
低域のスピーカーユニットは、高耐入力で歪みの少ない設計により、制動感がありタイトな低域を実現します。再現能力の高い1.4インチコンプレッションドライバー(DBR10は1インチ)を搭載した高域ユニットは、指向制御に優れた定指向性ホーンとの組み合わせにより、優れたダイナミクス、明瞭度、遠達性を獲得しています。
これらのアンプとスピーカーユニットの組み合わせと高度なDSP制御により、ダイナミクス、音の再現性をキープしながら、高い音圧レベルを実現しました。『DBR15』では、最高音圧レベル132dB SPLを実現しています。
3.可搬性、汎用性に優れた、コンパクト・軽量かつ堅牢なエンクロージャー
ステージへの持ち運びを重視したエンクロージャーには、軽量かつ堅牢な肉厚プラスチックを採用しています。スピーカー前面を覆うメタルグリルは、運搬時の衝撃から内部コンポーネントを保護すると同時に、ステージや設備において主張しすぎないプロフェッショナルな印象を与えます。また、グリップ感に優れたハンドルを装備しており可搬性を高めています。
さらに、さまざまな設置に対応できるよう、スピーカースタンド設置用のポールソケットに加え、フロアモニター設置に最適な50°のモニターアングルを備えています。『DBR12』『DBR15』は左右対称のエンクロージャー設計によりミラーモード設置が可能です。オプションのスピーカーブラケットおよびアイボルトを用いた設置に対応するリギングポイント(M8用ネジ穴)を装備しており、設備設置も可能です。
・参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照
4.便利な簡易ミキサー機能
『DBRシリーズ』は、2系統の入力を持つ簡易ミキサー機能を搭載しています。入力端子にはコンボジャック、RCAピン端子を備えており、ミキシングコンソールの出力だけでなく、マイクや楽器、ポータブルオーディオ機器などのさまざまなソースを直接接続することが可能です。また、出力はCH1とのパラレル接続、またはCH1とCH2のミックスアウトが選択可能となっており、システムの拡張も容易です。
・参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照
・リリース詳細は添付の関連資料を参照
*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
<この件に関するお問い合わせ先>
■一般の方のお問い合わせ先
株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部
プロオーディオ・インフォメーションセンター
TEL:0570−050−808 (ナビダイヤル、全国共通番号)
(電話受付: 祝祭日を除く月〜金/11:00〜19:00)
ウェブサイト http://jp.yamaha.com/support/