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富士フイルム、軽量で超高画質撮影が可能な大口径望遠ズームレンズを発売

2014-09-16

1kgを切る軽量化とクラス最高水準(※1)の手ブレ補正により、手持ちでの撮影領域を拡大。
ズーム全域で開放F値2.8の超高画質撮影が可能な望遠ズームレンズが登場!
「フジノンレンズ XF50−140mmF2.8 R LM OIS WR」
世界初(※2)の「トリプル・リニアモーター」による高速・静音フォーカスや、
防塵・防滴・耐低温構造を採用!
●新発売●


 富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、プレミアムミラーレスカメラ「X シリーズ」の交換レンズラインアップとして、1kgを切る軽量化とクラス最高水準(※1)の手ブレ補正を実現し、ズーム全域で開放F値2.8の明るさで超高画質撮影が可能な大口径望遠ズームレンズ「フジノンレンズ XF50−140mmF2.8 R LM OIS WR」を、平成26年11月より発売します。

 「フジンノンレンズXF50−140mmF2.8 R LM OIS WR」は、35mm判換算で76mm〜213mm相当の焦点距離をカバーし、ズーム全域で開放F値2.8の明るさを実現したレンズで、「XF ズームレンズ」のフラッグシップモデルです。高度な光学設計により色収差を極限まで抑え、高い解像力を実現。新開発のナノGI(Gradient Index)コーティング技術(※3)を採用することで、ゴーストやフレアを効果的に抑制します。
 レンズ駆動部に3つのリニアモーターを採用した「トリプル・リニアモーター」を世界で初めて搭載。高速・高精度で静かなオートフォーカスにより快適な撮影が可能です。さらに、1kgを切る軽量化、高性能ジャイロセンサーと独自のアルゴリズムによるクラス最高水準(※2)の強力な手ブレ補正、そしてズーム全域F2.8の明るさにより、手持ち撮影において手ブレしやすい望遠ズーム時でもブレを抑え、簡単に美しい画像が得られます。また、防塵・防滴・−10℃の耐低温構造を採用。防塵防滴構造のプレミアムミラーレスカメラ「FUJIFILM X−T1」と組み合わせることで、あらゆるシーンでの撮影をサポートします。

 ※1:ズーム全域で開放F値2.8の明るさを実現したズームレンズにおいて。
 ※2:平成26年9月現在。当社調べ。
 ※3:ナノサイズの凹凸構造をレンズ表面に形成することで、レンズの面反射を低減する技術。


     記

1.製品名、発売日、価格
 製品名:フジノンレンズ「XF50−140mmF2.8 R LM OIS WR」
 発売日:平成26年11月
 希望小売価格:オープン

 *製品画像は添付の関連資料を参照


2.製品特長
(1)フラッグシップ望遠ズームレンズとして最高の画質を引き出すための光学設計
 ・ズーム全域でF 2.8の明るさを持つ望遠ズームレンズにおいて、クラス最高の画質を実現するため、16群23枚のレンズ構成を採用。優れた光学性能を持つ蛍石レンズに匹敵する光学性能の「スーパーED(異常分散)レンズ」1枚を含む6枚のEDレンズにより、色収差を極限まで抑え、高い解像力を実現しています。
 ・レンズ全面に富士フイルム独自の多層コーティング処理「HT−EBC(High Transmittance Electron Beam Coating)」を施すことでゴーストやフレアを抑え、シャープでクリアな描写を実現しています。また、新開発のナノGIコーティング技術も採用。空気中の光がレンズに入射する過程で、光の屈折率を緩やかにコントロールすることによって光の反射を抑制することができ、斜めの入射光に対しても効果的にゴーストやフレアを低減できます。

 *参考資料は添付の関連資料を参照

 ・円形7枚絞り羽根により、滑らかな円形のボケを生み出します。さらに、前ボケ・後ボケ(※4)共に美しいボケ味も実現しています。
 ・ズーム操作を行ってもレンズの全長が変化しない光学系を採用。ズーム操作による重量バランスの変化を抑え、快適な操作性を実現します。
 ・レンズ性能を最大限に引き出す「点像復元処理」(※5)に対応した「X シリーズ」ボディ(※6)と本レンズとを組み合わせることで、レンズの光学性能や特性を元に、絞りを絞り込んで撮影する場合に発生する回折現象(※7)を補正。解像力の高いシャープな画像が得られます。

 ※4:被写体にピントを合わせた際の前景や背景のボケ。
 ※5:レンズごとの光学性能を元に、回折現象などで発生した光学的影響をシャープに補正する独自の画像処理機能。
 ※6:平成26年9月現在、「FUJIFILM X−T1」「FUJIFILM X−E2」が対応。
 ※7:絞りを絞り込んで撮影する際に、本来シャープになるべき細かい画像がボケてしまう現象。

(2)世界初の「トリプル・リニアモーター」搭載による静かで高速・高精度なAF
 ・フォーカシングシステムには、高速AFを実現するインナーフォーカス方式(※8)を採用。フォーカスレンズの軽量化と、レンズ駆動部にリニアモーターを120°間隔で3つ配置した「トリプル・リニアモーター」の搭載により、静かで、より高速・高精度なAFを実現しました。
 ・位相差AFに対応した「X シリーズ」ボディ(※6)と本レンズを組み合わせることにより、さらに高速なAFで快適に撮影いただけます。静かなシャッター音と合わせ、撮影する空間の雰囲気を壊すことなく撮影できます。

 ※8:比較的大きいレンズで構成される前部は動かさずに、中間部あるいは後部の比較的小さなレンズを動かす方式。

 *参考画像は添付の関連資料を参照

(3)クラス最高水準の強力な手ブレ補正性能
 ・高性能ジャイロセンサーを搭載。ジャイロセンサーの出力する信号にはノイズ(ドリフト成分)が含まれるため、手ブレ検出精度を高めるためには、ドリフト成分を抑制することが必要です。本レンズでは、ドリフト成分を排除し、ブレ成分のみを取り出すアルゴリズムを開発したことにより、クラス最高水準の手ブレ補正効果を実現。ズーム全域における開放F値2.8の明るさと合わせて、手ブレしやすい望遠ズーム時の手持ち撮影でも高画質な撮影ができます。

(4)防塵・防滴・−10℃の耐低温構造
 ・鏡筒各部にシーリングを施した防塵・防滴・−10℃の耐低温構造を採用。防塵防滴構造のプレミアムミラーレスカメラ「FUJIFILM X−T1」と組み合わせることで、あらゆるシーンでの撮影をサポートします。

(5)高品位な外観と快適な操作性
 ・金属製のフォーカスリングと絞りリングを搭載。外装は金属部品を使用し、高品位な外観に仕上げました。リングを回すときの指先に伝わる質感と、適度なトルク感を重視し、繊細な操作が必要なマニュアルフォーカス時でも快適に撮影できます。また、レンズマウントには真鍮を採用し強度を向上しています。
 ・本レンズを「X シリーズ」ボディに装着して撮影する場合、本レンズと同等の焦点距離・F値を持つフルサイズセンサー搭載一眼レフカメラシステムと比べて約半分の重さ(※9)であるため、撮影者の負担を大幅に軽減し、圧倒的な使い勝手の良さを実現します。
 ・シャッターを半押ししてオートフォーカスでピントを合わせた後にも、ボタンなどを操作することなくスムーズにマニュアル操作でフォーカスすることが可能(※10)。オートフォーカス後にピントを微調整する際でも、快適に操作することができます。

 ※9:当社調べ。
 ※10:本機能を作動させるためには、カメラ本体のファームアップが必要です。(適用機種:X−Pro1/X−E1/X−E2/X−T1/X−T1 GS)


3.主な仕様

 *添付の関連資料を参照


 本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

<お客様>
 お客様コミュニケーションセンター
 TEL 050−3786−1711
 「フジノン XF レンズ」スペシャルコンテンツ http://fujifilm-x.com/xf-lens/



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