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日立GE、東工大が協力してきた国際人材育成プログラムを2015年まで延長

2014-09-13

日立GE、東工大が協力してきた国際人材育成プログラムを2015年まで延長
マレーシアで2013年から継続的に実施している原子力工学出張講座の第4回目を開催


 日立GEニュークリア・エナジー株式会社(取締役社長:武原 秀俊/以下、日立GE)は、国立大学法人東京工業大学(学長:三島 良直/以下、東工大)と共同で東南アジアなどにおける原子力分野の国際人材育成プログラムをすすめており、このたび、2013年からマレーシアで開講している出張講義を2015年まで延長することに、マレーシア国民大学(セランゴール州バンギ市)とテナガ電力大学(同州カジャン市)とそれぞれ合意しました。
 日立GEは、原子力分野の国際人材育成プログラムを積極的に推進し、優れた人材の育成に注力していきます。

 ベトナム社会主義共和国(以下、ベトナム)やマレーシアなどをはじめ、多くの東南アジア諸国では原子力発電所の新規導入を計画しています。しかし、原子力発電における安全性の確保や信頼性の向上には、発電所を建設・運転した経験を持つ国々で蓄積してきた技術・ノウハウをこれらの導入予定国に確実に伝承するとともに、大学などの高等教育機関における専門性の高い教育や訓練による人材の育成が、緊急かつ重要な課題となっています。

 日立GEは、東南アジアにおける原子力分野の国際人材育成プログラムを進めており、2011年に開始したベトナムに続き、2020年代に原子力発電の導入を計画しているマレーシアにおいて、2013年1月に日立GEと東工大から講師を派遣する同国初の出張講座を開講し、これまで3回の出張講義を実施してきました。
 今回、これまで実施してきた原子力人材育成協力の継続とさらなる発展に向け、日立GEと東工大はマレーシアの有力大学であるマレーシア国民大学およびテナガ電力大学とそれぞれ協力していくことで合意し、出張講義を2015年まで延長します。また、9月22日にテナガ電力大学において、調印式を開催するとともに、第4回目となる出張講義を現地大学の原子力専攻学生および原子力関係機関研究者など約80名を対象に実施します。

 日立GEは、これまで、東工大大学院理工学研究科原子核工学専攻内に「国際原子力人材育成(日立GEニュークリア・エナジー)寄附講座」を設立し、原子核工学専攻の学生の国際原子力機関(IAEA)へのインターン派遣をはじめ、国際的な原子力分野の人材育成を進めてきました。
 日立GEは、今後も、東工大と共に東南アジアにおける原子力発電の普及と、エネルギーの安定供給に貢献することを目的として、原子力分野の国際人材育成プログラムを積極的に推進し、優れた人材の育成に注力していきます。


以上



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