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日商エレクトロニクス、米社製の次世代型オールフラッシュストレージシステムを販売開始
日商エレ、米SOLIDFIREと国内初の代理店契約を締結
〜次世代型オールフラッシュストレージシステムで、
クラウドサービスへイノベーションを提供〜
日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河村 八弘、以下、日商エレ)は、SOLIDFIRE(ソリッドファイアー、本社:コロラド州ボルダ―、Founder and CEO:Dave Wright)と日本国内で初の販売代理店契約を締結し、8月よりオールフラッシュストレージシステム「SF3010」、「SF6010」、「SF9010」の販売を開始しました。
・参考画像は添付の関連資料「参考画像(1)」を参照
今日の企業では、自動化やスケールアウトを行い、ストレージインフラを強化する一方、新たなITにおける要望に応えることも欠かせません。クラウドサービス事業者は、多様なサービスを提供し差別化を試みながらも、競争力のある価格を設定して、利益向上を図っています。SOLIDFIREのオールフラッシュストレージシステムは、まさにイノベーションという言葉にふさわしく、この課題を克服する次世代型クラウド基盤用ストレージシステムです。
本製品の大きな特長は、QoS保証です。テナントのお客様のご要望に合わせてQoSを設定するため、ディスクの容量、CPUやメモリー/キャッシュに過剰投資する必要がなくなり、サービスレベルにあった効果的かつ競争力のある価格設定が可能になります。また、スケールアウト/ダウンが容易なため、需要の変化に迅速に対応できます。システム内は独立したフラッシュデバイスやコントローラが搭載され、リニアに容量やIOPS(※)の向上が図れるため、スモールスタートからサービス拡張が可能です。
(※)Input Output Per Second:1秒間に可能な読み込み・書き込みの回数
■SFシリーズの特長
・テナントのお客様のご要望に合わせたQoS保証
Volume、アプリケーション、テナントごとにパフォーマンスと容量をそれぞれ管理できるため、カタログスペックでの容易なサイジングが可能です。
・スケールアウト/ダウンとハイパフォーマンス
スモールスタートが可能で、お客様のニーズ合わせてリニアに容量とパフォーマンスをスケールアウトできます(48TBから3.4PB/最大750万IOPSを一つの筐体で対応)。また、スケールダウンも容易に行えます。
・RESTベースのAPI(Application Programming Interface)対応により、ストレージや管理機能をコントロール
OpenStack/CouldStackとの連携など、APIを通して多くのアプリケーションのシステム管理が可能です。
・圧縮、データの重複排除、シンプロビジョニングのストレージ効率化
これらの技術により、GBあたりの価格が低減されます。
・オンラインでファームウエアをアップグレード
サービス稼働に影響を与えることなく、ファームウエアのアップグレードが可能です。
・強固なデータ保護
データの管理・複製はコントローラに依存せず、個々のSSDドライブが独立、共有されます。リアルタイムで2台のドライブにデータが複製されるため、ドライブやノードが壊れても異なるドライブにてデータが保護されます。
■初年度販売目標
5億円
日商エレは、お客様の課題に合わせて豊富な製品ポートフォリオとキャリアグレードの豊富な設計/検証力でコスト意識・オープン意識の高いクラウドサービス事業者などのお客様にさらなる価値創出、向上を実現する最適なソリューションを提供します。先進技術サービスセンター「NETFrontier Center(ネットフロンティアセンター)」では、充実した検証環境を整え、お客様の検証から導入までを強力にサポートしています。「SFシリーズ」についてもお客様のご要望に応じて検証可能な設備を整えています。
・参考画像は添付の関連資料「参考画像(2)」を参照
SOLIDFIRE様よりコメントをいただきましたので紹介させていただきます。
<SOLIDFIRE, Founder and CEO、Dave Wright様>
日本はクラウド、ストレージ、そしてデータセンター基盤へ設備投資を以前にも増して実施しています。日本のラージエンタープライズの約半数以上が自社の成長、革新そして機敏さを支えるためにプライベートクラウドを導入していると業界アナリストは報告しています。日商エレクトロニクスが長年培ってきた、仮想化・クラウドコンピューティングそしてデータセンターに関わる構築や運用と豊富な専門知識や経験、そして市場との接点によりSOLIDFIREが日本市場で大きくビジネス展開できるよう導いて頂けるものと信じております。
■SOLIDFIREについて
SOLIDFIREは、エンタープライズおよび次世代データセンター向けオールフラッシュ型ストレージシステムのマーケットリーダーです。ボリュームごとにQoS保証をするSOLIDFIREのオールフラッシュアーキテクチャーを活用いただくことで、共有インフラで何千ものアプリケーションを実施可能なパフォーマンスをご提供します。これら機能性とインライン・データリダクション技術や全システム自動化をあわせることで従来のディスクや基本的なオールフラッシュシステムと比較すると、設備投資抑制やオペレーションコストの節約を図ることができます。
*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。