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矢野経済研究所、健康・機能性食品素材市場に関する調査結果を発表

2014-09-09

健康・機能性食品素材市場に関する調査結果 2014
〜定番素材は堅調推移、ロコモティブシンドローム対策素材に期待〜


【調査要綱】

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内健康・機能性食品素材市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2014年4月〜7月
 2.調査対象:バルク供給企業(食品配合原料供給メーカー)、健康食品受託製造企業、健康食品メーカー、関連団体・省庁等
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、ならびに電話・e−mail・FAXによるヒアリング、文献調査併用

 <健康・機能性食品素材市場とは>
  本調査における健康・機能性食品素材は当該食品に主成分として使用されている41素材を対象とする(41素材の詳細は図1の注記参照)。


【調査結果サマリー】

 ◆2013年度健康・機能性食品素材市場規模は前年度比99.4%の約1,068億円とほぼ横ばい
  2013年度の健康・機能性食品素材市場規模(調査対象41素材の合計)は前年度比99.4%の1,068億8,000万円(メーカー出荷金額ベース)であった。高齢者人口の増加、健康志向の高まり、美容・アンチエイジングの底堅い需要を背景に、健康・美容食品の末端製品市場が堅調に推移しており、健康・機能性食品素材市場にも影響を与えている。

 ◆青汁、DHA・EPA、グルコサミンブルーベリーなど定番素材が堅調
  2013年度は、青汁、DHA・EPA、グルコサミンブルーベリービルベリー)など、定番素材が堅調に推移した。素材としての知名度が高く、各素材が有する健康・機能性が消費者においてある程度認知されていることが要因と見られる。
 ◆ロコモティブシンドローム対策の製品化が進む
  2012年1月に厚生労働省が発表した『新健康21』の骨子案に、ロコモティブシンドローム対策が盛り込まれ、学会、第三者機関、民間企業等が‘抗ロコモ’の必要性について、普及・啓蒙活動を行っている。健康・機能性食品素材市場においては、既に製品化が進み、活性化している関節対策に加え、筋肉量の維持と骨の健康維持・改善をサポートする製品の拡大が期待されている。特に、筋肉量の維持については、加齢に伴う筋力低下予防を意味する‘サルコペニア予防’の呼称の認知度を、‘抗ロコモ’と同様に広めようとする動きが徐々に広がっている。


【資料発刊】

 資料名:「2014年版 健康・機能性食品素材市場の実態と展望」
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C56112600


 ※リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照



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