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ニフティ、「ニフティクラウド」がエンタープライズ向けサービス・機能を大幅強化

2014-09-09

『ニフティクラウド』、エンタープライズ向けにサービス・機能を大幅強化
〜月額2,210円(税抜)から利用可能な新サーバータイプ「Type−e」の追加と
ネットワーク機能の強化で、企業のクラウド利用を支援〜


 ニフティが提供するクラウドサービス『ニフティクラウド』は、エンタープライズ向けのサービス・機能を強化し、2014年10月から順次、コストパフォーマンスを高めた新サーバータイプ「Type−e」の追加とネットワーク機能の強化を実施します。また、サポート体制強化のため、本日9月4日(木)から有人監視サービスの提供を開始します。

 今回のサービス・機能強化によって、企業により異なる幅広いシステム要件に対応できるようサーバーのラインアップを拡充するとともに、オンプレミス環境とクラウド環境を組み合わせることで双方の利点を生かしたシステムを構築する「ハイブリッドクラウド」への対応を容易にし、安心のサポート体制で企業のクラウド利用を支援していきます。

 新サーバータイプの追加、ネットワーク機能強化、および有人監視サービスの概要は以下のとおりです。


1.コストパフォーマンスを高めた新サーバータイプ「Type−e」
 従来の20のサーバータイプに、コストパフォーマンスを高めた14のサーバータイプ「Type−e」を新たに追加します。
「Type−e」は、『ニフティクラウド』の特長である高性能で信頼性の高いサーバーを、従来タイプの約1/3〜1/2の価格でご利用いただけるサーバータイプです。社内システムや開発環境、キャンペーンサイトなど、コストを重視して手軽に始めたいシステムに向いています。よりハイスペックな従来タイプへのスケールアップやスケールダウンも可能なため、システム要件の変更にも柔軟に対応できます。また、障害時の「24時間365日の電話サポート」や「自動フェイルオーバー機能(HA機能)」をはじめとした豊富な無料オプションも、従来タイプと変わらずご利用いただけます。
 『ニフティクラウド』ではこれまで、高い性能と信頼性を持った高品質なサーバータイプを提供し、さまざまなシステムにご利用いただいてきました。一方で、「『ニフティクラウド』の高い品質はそのままに、よりコストパフォーマンスの高いサーバーを利用したい」という声も多くいただいていました。「Type−e」はこうした要望に応え、提供するものです。「Type−e」の追加により、『ニフティクラウド』が提供するサーバータイプは全部で34タイプとなり、お客様の用途によって異なるさまざまなシステム要件にあわせた最適なサイジングが可能になります。


 ○新サーバータイプ名:「Type−e(タイプ・イー)」
 ○提供開始予定日:2014年10月1日(水)
 ○提供スペック:1vCPU/0.5GBメモリ〜4vCPU/32GBメモリ
 ○提供リージョンおよびゾーン:east−14(新設)、east−21(新設)
 ○利用料金:
   月額 2,210円(税抜)/月〜38,000円(税抜)/月
   従量 4円(税抜)/時〜66円(税抜)/時
   ※利用料金の詳細は、以下のアドレスにてご確認ください。
    http://cloud.nifty.com/cs/catalog/cloud_news/catalog_140902001864_1.htm
   ※「Type−e」の提供開始を記念し、2014年10月1日(水)からキャンペーンを実施します。
    詳細は、提供開始時に『ニフティクラウド』のサービスページにてお知らせします。


<『ニフティクラウド』のサーバータイプ一覧>

 *参考画像は添付の関連資料を参照


2.ネットワーク機能の強化(注1)
 『ニフティクラウド』上の論理的に隔離されたセキュアなネットワーク環境に、既存のオンプレミス環境と同等の複数のネットワーク構成を構築できる機能を提供します。構築したセキュアなネットワーク環境と既存のオンプレミス環境をL2VPN(注2)でシームレスに接続することで、既存サーバーの設定を変更せずに、オンプレミス環境にあるシステムをそのままクラウド上へ移行したり、オンプレミス環境とクラウド環境を併用したりすることが可能になります。これにより、クラウド移行や併用に必要な工数と時間を大幅に削減できます。

○提供機能:
 1)VPNゲートウェイ
  L2TPv3/IPsec(L2)により、お客様のオフィスや既存のデータセンターなどの拠点と『ニフティクラウド』をVPNで接続できる。
 2)ルーター
  ・プライベートLAN間ルーティング
  ・プライベートLANに対するDHCPによるアドレス払い出し
  ・送信元NAT(SNAT)/宛先NAT(DNAT)
  ・WebProxy
 3)複数プライベートLAN(VLAN)
  レイヤ2分離されたプライベートネットワークを複数所持できる。

○提供リージョンおよびゾーン:east−12、east−13、east−14(新設)、east−21(新設)、west−11
○提供開始予定日:2014年11月
○利用料金:以下のアドレスにてご確認ください。
 http://cloud.nifty.com/cs/catalog/cloud_news/catalog_140902001864_1.htm


<各機能の利用イメージ>

 *イメージ画像は添付の関連資料を参照


3.有人監視サービス
 『ニフティクラウド』にあるお客様のサーバーを24時間365日体制で監視し、異常を検知した際には『ニフティクラウド』に精通したエンジニアがメールまたは電話で通知するほか、必要に応じてリモートでのサーバー再起動などの一次対応を実施するサービスです。サーバー1台単位で利用できます。また、プロセス監視やURI応答監視、アラートメール監視などの監視項目を組み合わせることで、システム全体を監視することも可能です。

 ○サービス名:「有人監視」
 ○提供開始日:2014年9月4日(木)
 ○利用料金:月額8,000円(税抜)/1台
        ※2014年12月度ご利用料金まで、5,000円(税抜)/1台のキャンペーン価格にて提供。
 ○申込方法:以下のサービスページからお申し込みください。
        http://cloud.nifty.com/service/support_manned.htm


 今回のサービス・機能強化について、『ニフティクラウド』のパートナーである株式会社ケイ・オプティコム、株式会社ドリーム・アーツ、株式会社富士通マーケティングよりエンドースメントをいただいています。(五十音順)

 *参考資料は添付の関連資料を参照


 当社は、これからも「ニフティとなら、きっとかなう。With Us,You Can.」というコーポレートメッセージのもと、今後もお客様の声に基づいたクラウドサービスを提供していきます。


 注1)ネットワーク機能の強化
 本件の概要については、2014年5月13日に発表済みです。
 https://www.nifty.co.jp/cs/newsrelease/detail/140512004323/1.htm

 注2)L2VPN
 Layer2 Virtual Private Networkの略。遠隔地にあるLAN同士を接続するためのネットワーク技術。遠隔地のLANにつながれた機器同士を、あたかも同じLAN内にあるかのように接続して通信できる。


以上


 ※製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。




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