Article Detail
新日鉄住金、インドで自動車用冷延鋼板工場の開所式を実施
インド自動車用冷延鋼板工場の開所式を実施
新日鐵住金株式会社(代表取締役社長:進藤孝生)とTATA STEEL LIMITED(Managing Director:T.V.Narendran、以下「TSL」)は、2011年1月、インドにおける自動車用冷延鋼板の製造・販売を目的とした合弁会社「Jamshedpur Continuous Annealing&Processing Company Private Limited」(以下「JCAPCPL(ジェイカップシーピーエル)」)の設立に合意し、工場の建設を進めてまいりました。JCAPCPLは、2014年5月より営業運転を開始し、今般、9月1日に現地工場サイトにおいて政府関係者や需要家等の関係者を招いて開所式を行いました。
JCAPCPLは、TSLがジャムシェドプール製鐵所に所有する優れた製鉄インフラを活用し、当社が最新鋭設備と製造技術を提供したもので、高張力鋼板を含む高品質の自動車用冷延鋼板が製造可能です。
インド自動車市場は、今後もさらなる成長が期待されており、当社ならびにTSLにとって重要なマーケットです。両社は、合弁会社を通じ、インド自動車メーカーの高級・高品質な自動車用鋼板へのニーズに的確に対応してまいります。
[JCAPCPLの概要]
・工場所在地:インド ジャールカンド州ジャムシェドプール
TSLジャムシェドプール製鉄所構内
・事業内容:自動車向けを中心とした冷延鋼板の製造・販売
・社長:CV Sastry(TSLより派遣)
・副社長:土屋裕嗣(当社より派遣)
・資本金:93億インドルピー(約158億円)
・出資比率:TSL51%、当社49%
・主要設備:連続焼鈍ライン(C.A.P.L.)
・生産能力:60万トン/年
・設備投資額:約220億インドルピー(約370億円)
・営業運転開始:2014年5月
・従業員:約300名
※参考画像は添付の関連資料を参照
[参考)TATA STEEL LIMITEDの概要]
・設立:1907年
・Chairman:Cyrus P Mistry
・Managing Director:T.V Narendran
・本社所在地:インド マハーラーシュトラ州 ムンバイ
・資本金:88.7億インドルピー(約150億円)
・生産品種:薄板・形鋼・棒鋼・線材・電縫管他
・鋼材販売量:単独 852万トン、連結 2636万トン
以上