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ロールス・ロイス・モーター・カーズ、ジュネーブモーターショーでファントムのEVモデル試験車両を発表

2011-02-23

ロールス・ロイスファントムのEVモデル試験車両を

ジュネーブモーターショーで発表


2011年2月20日 英国グッドウッド発

 Rolls−Royce Motor Cars(ロールス・ロイス・モーター・カーズ、本社:英国ウェストサセックス州グッドウッド)は、「102EX」のコードネームで試験的に開発されたファントムの電気自動車(EV)モデルのテスト車両を、2011年3月1日にジュネーブモーターショーにおいて公表すると発表しました。このテスト車両は今後、調査データ収集のため2011年を通して世界各地を巡回します。このツアーで得られた情報は、ロールス・ロイス・モーター・カーズが将来的な代替ドライブトレインを検討する際の重要な資料として活用されます。

 ロールス・ロイス・モーター・カーズの最高経営責任者(CEO)トルステン・ミュラー・エトヴェシュは次のように述べています。「102EXは、超高級車セグメントにおける世界初のバッテリー駆動電気自動車です。このテスト車両を用いて代替ドライブトレインの可能性を検討し、今後のロールス・ロイス車の駆動にどの代替技術が最も適しているのかを探究していきます。」

 ロールス・ロイス・モーター・カーズは、世界中の顧客のために最高級車を製造しています。「ファントムエクスペリメンタル・エレクトリック」とも呼ばれるこの102EXによって、代替ドライブトレインに関するオーナーやエンスージアスト、メディアからの意見、反応を幅広く募り、慎重に検討していきます。

 102EXは今後、ヨーロッパ、中東、アジア、北米を巡るグローバルツアーにおいて、一部顧客やメディアの試乗用に提供されます。実際に代替ドライブトレインを体験してもらうことで、さまざまな意見や懸念など率直な反応を直接的に得ることを目的とするものです。

 102EXの製品化は計画されていませんが、ロールス・ロイス伝統のEXモデルのひとつとして、オーナーやロールス・ロイスに関わる関係者との間の、代替ドライブトレインに関する対話を促進する役割を果たすことになります。

 102EXを巡る議題としては、充電1回あたりの許容可能な走行距離や過酷な気象条件下での性能などがありますが、世界最高峰の自動車ブランドに求められる水準に照らして、その信頼性と品質を評価することも、今回のプロジェクトの重要な目的のひとつです。この件に関してミュラー・エトヴェシュCEOは、「今後どのようなトライブトレインを選択するにしても、それはロールス・ロイスの伝統を正しく受け継ぐものでなくてはなりません。当社の顧客およびロールス・ロイスというブランドにふさわしく、またブランドの持続的な未来のための足がかりを得られる技術でなければならないのです」と述べています。

 ジュネーブモーターショーでの102EX発表を前に、ロールス・ロイス・モーター・カーズは本日、世界中のメディアやVIPから超高級車セグメントにおける電気自動車のあり方に関する意見を幅広く募るためのウェブサイト、 http://www.electricluxury.com を立ち上げます。また、このサイトを通じて、102EXのグローバルツアーに関する最新情報を定期的に更新していきます。

 102EXの技術仕様の詳細、画像および動画素材は2011年3月1日グリニッジ標準時00:01に発表予定です。


 ※参考画像は添付の関連資料を参照

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