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IDC Japan、2014年〜2018年の国内製品別IT市場予測を発表
国内製品別IT市場予測を発表
・2014年 国内IT市場規模は、14兆3,733億円、前年比成長率0.1%
・2014年 国内ハードウェア市場規模は、6兆6,144億円、前年比成長率マイナス2.0%
・2014年 国内ITサービス市場規模は、5兆872億円、前年比成長率1.6%
・2014年 国内パッケージソフトウェア市場規模は、2兆6,717億円、前年比成長率3.0%
IT専門調査会社 IDC Japan株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03−3556−4760)は、2014年第1四半期の実績、および最新の景気動向などに基づき2014年〜2018年の国内製品別IT市場予測を発表しました。
これによると2014年の国内IT市場規模は、14兆3,733億円、前年比成長率は0.1%と予測します。国内IT市場を構成する国内ハードウェア市場、国内ITサービス市場、国内パッケージソフトウェア市場の2014年の市場規模と前年比成長率は、それぞれ6兆6,144億円、マイナス2.0%、5兆872億円、1.6%、2兆6,717億円、3.0%と予測します。国内IT市場に国内通信サービス市場を加えた国内ICT市場の2014年の市場規模は25兆3,833億円、前年比成長率はマイナス0.6%と予測します。
2014年は、これまで国内IT市場の成長をけん引してきたスマートフォン市場がマイナス成長に転じます。一方で、2013年の国内IT市場を大きく押し上げたWindows XPサポート終了によるPCの更新需要は、2014年4月以降も続いており、国内IT市場全体としてはほぼ横ばいの成長率を予測します。
国内IT市場の2013年〜2018年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は0.5%、国内ICT市場のCAGRはマイナス0.5%と予測しています。2018年の国内IT市場規模は14兆6,809億円、国内ICT市場規模は24兆9,038億円と予測します。
Windows XPサポート終了に伴い2013年〜2014年前半を中心に拡大したPC特需は、2014年後半に向けて徐々に終息に向かいます。スマートフォン市場もマイナス成長を予測する中、国内IT市場の主役は第3のプラットフォームを軸にした、企業の戦略的IT投資に向かいます。2014年は、大企業を中心に戦略的IT投資の検討が進みますが、そのノウハウをもった人材不足などが検討の阻害要因になります。IDC Japan ITスペンディング グループマネージャーの廣瀬 弥生は「ITベンダーは、第3のプラットフォームに基づく戦略的IT投資について、人材に関する個々のユーザー企業の実情を踏まえた柔軟な提案が必要となる」と分析しています。
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内製品別IT市場2014年 第1四半期の実績と2014年〜2018年の予測」(J14090302)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内IT市場および国内通信サービス市場を製品セグメント別に分類し、市場動向と市場規模の予測を行っています。また、第3のプラットフォームにおける個々の市場規模及び成長率とマーケットニーズ状況、世界IT市場の動向などを分析しています。
【レポートの詳細についてはIDC Japanへお問い合わせください】
<参考資料>
国内製品別IT市場実績と予測:2013年〜2018年
※添付の関連資料を参照
「IDC社 概要」
International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。50年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。
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