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サカタのタネ、株のまとまりがよく開花性に優れた「よく咲くスミレラズベリー」の苗を発売
「新品種」
株のまとまりがよく開花性に優れ、鮮やかな赤紫色と白のかすりが美しい
『よく咲くスミレラズベリー』の苗を発売
人気の「よく咲くスミレ」シリーズの新色を発売開始
サカタのタネは、パンジーとビオラの長所をあわせもつ『よく咲くスミレ』シリーズに『よく咲くスミレラズベリー』の新色を追加し、苗の販売を開始します。『よく咲くスミレラズベリー』は、鮮やかな赤紫色の花弁と白いかすりが美しく、ブロッチ(目のような花の中心部の斑紋)が濃い紫色をした花色です。
『よく咲くスミレ』シリーズは、パンジーの性質である華やかさと色の豊富さ、秋から春のスリーシーズン咲き続ける特長があり、ビオラが持つ丈夫さと多花性も持ち合わせています。また、株がコンパクトにまとまり高温期でも徒長(※)しにくく、短日期にも開花し続けるという特長があります。花径は、パンジーとビオラの中間サイズの約4cmで、花上がりにも優れているため、次々と休みなく花を咲かせます。『よく咲くスミレラズベリー』は、オンラインショップを含む当社通信販売で、2014年8月下旬から受注を開始し、10月下旬から順次発送を予定しています。希望小売価格(税込)は、6株1組で1,300円で、販売形態は10.5cmポット苗です。また、全国の種苗店、園芸店、ホームセンター、サカタのタネガーデンセンター横浜でも同年10月下旬に発売を予定しています。
*参考画像は添付の関連資料を参照
2007年に発売を開始した『よく咲くスミレ』シリーズは、中小輪の丈夫な花をたくさん咲かせる開花習性のよさと、「パンジーでもビオラでもない新しいコンセプトの花」という意味を込め、あえて「スミレ」と命名したものです。各色の品種名は「マロン」「ソーダ」「カシス」「スイートポテト」など、花色からイメージされる果物や飲み物、スイーツの名前をつけて、親しみやすいネーミングにしています。栽培のしやすさ以外に、そのかわいらしいイメージも消費者から支持を得ており、当社通信販売部の『よく咲くスミレ』シリーズの苗は、2010年から2013年と連続してパンジー・ビオラのなかでトップの売上げを占めています。
今回発売する『よく咲くスミレラズベリー』は、赤紫色の花弁と白いかすりが鮮やかな花色で、ラズベリーの果実が白色から赤紫色に熟していくまでの色の変化のように色幅があることから『よく咲くスミレラズベリー』と名付けました。この色幅があることで、寄せ植えにしても他の色ともなじみやすく、これまでのシリーズと同様に株のまとまりと開花性に優れるため、花壇やコンテナ・ハンギングなど幅広い用途で楽しむことができます。また、花の中心部には花弁と同系色で濃い紫色をしたブロッチがあるため、花弁内の色のコントラストがはっきりし、遠目から見ても花の存在感を印象づけることができます。
今回の『よく咲くスミレラズベリー』の追加により『よく咲くスミレ』シリーズは、合計16品種とラインアップがよりいっそう充実しました。今後もさらなる品種育成を進め、ユニークで魅力的な新色を発表していく予定です。
なお、『よく咲くスミレ』シリーズの売上金の一部は、2007年6月から継続してNPO法人全国骨髄バンク推進連絡協議会(会長:仲田順和氏)へ寄付しており、骨髄バンクの推進活動に生かされ、同活動の普及啓蒙に貢献しています。
※徒長:茎などが、通常よりも長く伸びること。
■『よく咲くスミレラズベリー』の概要
<特長>
(1)花色が華やかで豊富なパンジーの性質と、多花性で、寒さや雨、風に強く育てやすいビオラの性質をあわせもつ。
(2)秋、冬、春のスリーシーズン休まず咲き続ける。
(3)花径はパンジーとビオラの中間の約4cm。
(4)高温期にも徒長しにくくコンパクトな草姿となり、シリーズ全体の開花がよくそろい、赤紫色の花弁と白いかすり鮮やかで寄せ植えにも好適。
<ルート、時期、価格>
オンラインショップを含む当社通信販売限定で、2014年8月下旬に受注開始、10月下旬から順次発送予定。希望小売価格(税込)は6株1組1,300円。
全国の種苗店、園芸店、ホームセンター、サカタのタネガーデンセンター横浜では同年10月下旬に発売予定。価格は未定。
<形態>
10.5cmポット苗
■『よく咲くスミレ』シリーズのラインアップ(16品種)
*参考資料は添付の関連資料を参照
<読者の方からの『よく咲くスミレラズベリー』に関するお問い合わせ先>
株式会社サカタのタネ 花統括部
電話045−945−8804