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アドバンテスト、エンジニアリング向けのSSDテスト・システムを発表
SSD開発向けテスト・システム「MPT3000ES」を発表
効率的SSDテストをエンジニアの机上で実現
株式会社アドバンテスト(本社:東京都千代田区 社長:松野晴夫)は、2014年6月に発表したSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)テスト・システム「MPT3000」のエンジニアリング向け「MPT3000ES」(Engineering Station)を発表しました。
「MPT3000ES」は、小さなスペースで最大8個のデバイスを同時に測定することができます。コンパクトなボディを持ち、一般的な家庭用電源で使用できる「MPT3000ES」は、事務所内や簡易実験室環境でのテスト・プログラム開発やSSDの解析・デバッグを可能にします。また、操作性に優れたOS(オペレーティング・システム)「Stylus(TM)」と、革新的なマルチ・プロトコル機能により、SSDの開発効率が飛躍的に向上し、エンジニアにとって欠かせないツールとなります。
「MPT3000ES」は「MPT3000」と同様、当社独自の高速SoCテスト技術を搭載しており、最大12Gbpsの動作速度を実現しています。マルチ・プロトコル機能と、交換可能なテスト・ボードにより、2.5インチドライブ、ハーフおよびフルハイトのPCカード、M.2などさまざまな形状のSSDのフル・パフォーマンス・テストに対応します。お客様は、「MPT3000ES」ひとつのプラットフォームで市場の変化に合わせより多くのビジネスチャンスに対応することが可能となります。最大256個の同時測定能力を持つ「MPT3000」と併せ、「MPT3000ES」はお客様のSSD製品開発から量産までの工期短縮を強力にサポートします。
なお、本製品はすでに複数のお客様より注文をいただいて出荷を開始しています。
※製品画像は添付の関連資料を参照