Article Detail
日立マクセル、HEMS対応蓄電システムと専用コントローラーを受注開始
世界最小・最軽量(*1)のHEMS(*2)対応蓄電システムと専用コントローラーを受注開始
家庭の電力消費量や太陽電池の発電量を測定し、効率的に蓄電システムを制御可能
※製品画像は添付の関連資料を参照
日立マクセル株式会社(取締役社長:千歳 喜弘/以下マクセル)は、世界最小・最軽量(*1)のHEMS(*2)対応リチウムイオン蓄電システム「エナジーステーション タイプC」と、家庭の電力消費量やエネファーム、太陽電池の発電量も測定できる蓄電システムコントローラー「ESコントローラー」を8月18日より受注開始します。
■製品情報
※添付の関連資料を参照
蓄電システムは非常時の予備電源として、また、深夜電力や太陽光発電で蓄えた電力を有効活用するための設備として普及が始まっています。また、HEMSと併せて使用することで、家庭内の消費電力や太陽電池の発電量を計測し、HEMSから蓄電システムの制御も行えるので、日々の電気代節約(*3)にもつながります。
一方、集合住宅や既築住宅、寒冷地では、蓄電システムを屋外に置くことができない場合もあり、室内に設置しやすいよう小型軽量化のニーズが高まっています。
このたび受注開始する「エナジーステーション タイプC」は高さ130mm、質量約29kgと、HEMS対応の蓄電システムとしては世界最小・最軽量を実現しており、室内の狭いスペースにも設置可能です。冷蔵庫の上部などの空きスペースに設置するための専用設置棚を、併せて発売します。
夜間など電力料金が安価な時間帯に充電し、電気料金が高い時間帯に放電することで電力ピークシフトを実現し、電気代節約にもつながるほか、万が一大規模停電が発生した場合には、非常用電源としても役立ちます。さらに、UPS(*4)機能を搭載しているため、停電を自動的に検知し、瞬間的(0.01秒以下)にバッテリー運転に切り替えることができます。
ECHONET Lite規格(*5)に準拠した専用コントローラー「ESコントローラー」には家庭の消費電力や、エネファーム、太陽電池等の発電量を計測できる機能を設けました。モニターには7型タッチパネルを採用し、ポップな画面デザインにより直感的な操作が可能です。
※イメージ画像は添付の関連資料を参照
法人向けの販売は、マクセルおよび、主に日立家電品の販売を行う日立コンシューマ・マーケティング株式会社が担当し、個人向けの販売は日立コンシューマ・マーケティング株式会社の有力販路である日立チェーンストールのほか、提携ハウスメーカ、施工会社等を通じて行う予定です。
また、保守・サービスに関しては日立コンシューマ・マーケティング株式会社のサービス網を活用し、全国どのエリアでも、きめ細かな展開ができる体制を整えました。
今後、マクセルは蓄電システム「エナジーステーション」のラインアップ拡充を図るとともに、蓄電システム事業に本格的に取り組んでいきます。
*1 世界最小・最軽量:ECHONET Lite対応リチウムイオン蓄電システムにおいて。2014年7月末現在、マクセル調べ。
*2 HEMS:Home Energy Management System
*3 電気代節約:ピークシフトに対応した電気料金プランへの契約が別途必要です。また、電気の使用時間帯または使用料等によっては電気代が割高になる場合があります。
*4 UPS:Uninterruptible Power Supply、無停電電源
*5 ECHONET Lite:エコーネットコンソーシアムが策定したHEMSの通信規格です。ただし制御および表示機能に関しては、接続する機器によって制限があります。
■他社商標、その他商標について
エナジーステーションおよびEnergy Stationは、日立マクセル株式会社の登録商標です。
ECHONET Liteは、エコーネットコンソーシアムの登録商標です。
エネファームは大阪ガス(株)、東京ガス(株)、JX日鉱日石エネルギー(株)の登録商標です。
■お客様お問い合わせ先
日立マクセル株式会社(法人)
エナジー事業本部 システム事業推進部
電話:075−275−1586
日立コンシューマ・マーケティング株式会社(法人、個人)
環境ビジネス推進本部 環境ビジネス推進部
電話:03−3834−8128
以上
<添付資料>
※添付の関連資料を参照