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ファルコSDHD、SCCJに「地域共通診察券発行システム」を提供

2011-02-21

「地域共通診察券発行システム」の提供開始に関するお知らせ



 株式会社ファルコSDホールディングスの中核事業会社である株式会社ファルコバイオシステムズ(代表取締役社長 平崎健治郎)は、特定非営利活動法人 日本サスティナブル・コミュニティ・センター(以下「SCCJ」という。)を代表とする総務省平成22年度地域ICT利活用広域連携事業「地域共通診察券(仮称:すこやか安心カード)発行による安心・安全な健康医療福祉情報基盤整備事業」で、平成23年1月末に3市1町(京都市、宇治市、城陽市、久御山町)の対象地域(約79万世帯)で実証サービスが開始されたことに伴い、平成23年2月中を目処に本事業で各医療機関に配布されるSTB端末の提供を開始いたします。

 昨今の医療の高度化や患者ニーズの個別化、多様化により、医療機関への負担が増加しているにもかかわらず、京都府下では医療機関数の減少が続いています。本事業は、これらの課題を解決するために、独立行政法人国立病院機構京都医療センター医療情報部長 北岡有喜博士が考案し、SCCJ、京都医療センター他3社が開発、平成20年10月から地域住民に無償で提供している個人向け健康情報管理サービス「ポケットカルテ(※)」を基盤として、地域共通診察券発行や健康医療福祉履歴、医療圏リソースを統合的に管理することにより、地域医療に関わる医療資源(医療従事者、医療機器、設備)をひとつの仮想巨大医療機関とみなして有効活用することを可能とし、質の高い安心・安全な地域医療提供体制を確立するための情報基盤整備を目的としています。

 株式会社ファルコバイオシステムズは、医療総合サービス企業として臨床検査事業をはじめ調剤薬局事業およびドラッグ事業によりこれまで地域に根ざした事業を展開してきました。その中で、SCCJが昨年度総務省より受託したICT経済・地域活性化基盤確立事業(「ユビキタス特区」事業)より支援を開始し、本年度は対象の3市1町内に展開するグループ調剤薬局15店舗の参加と共に各医療機関とポケットカルテを接続する端末(STB端末)の開発に携わっています。また、事業後のSTB端末の総代理店として事業展開を行います。
 本サービスを利用する地域住民は、1枚の地域共通診察券で地域内の対応医療機関であれば、どこでも共通の診察券として利用でき、これまでのように何枚もの診察券を持ち歩く必要もなくなります。また、ポケットカルテと地域共通診察券のICカード機能の連携により、薬手帳や医療費明細書、様々な検査結果など、対応医療機関から提供される医療情報を自分自身で簡単、かつ、安全に管理することが可能となります。
 今後は、同様の課題を抱えている他の市町村に対しても、本プロジェクトを通じ、積極的に取組むことで医療の情報化、地域住民の健康増進、電子行政サービスの普及に貢献してまいります。


【目標設置台数】
 STB端末今後5年間で 10,000台


※ポケットカルテ
 独立行政法人国立病院機構京都医療センター医療情報部長 北岡有喜博士が考案し、SCCJ、京都医療センター他3社が開発、平成20年10月からSCCJが地域住民に無償で提供している個人向けの健康情報管理サービスです。
 一人ひとりの日々の健康、医療、福祉履歴情報を電子化して一元管理し、簡単に閲覧可能とすることで、自分自身の過去の履歴情報を根拠とした質の高い医療サービスを受診できるようになります。


【本事業概要】

 *添付の関連資料を参照


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