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サカエ、開業医など向けの迅速・簡便な糖尿病検査用グリコヘモグロビン分析装置を発売
〜法改正にともない薬局などでの糖尿病の検査が可能に〜
薬局からクリニック・開業医向けの迅速・簡便な糖尿病検査用
グリコヘモグロビン分析装置「A1c iGear」を発売
株式会社サカエ(社長:松本弘一、本社:東京都港区、資本金:9,300万円)では、糖尿病のコントロールの指標であるHbA1c検査を行うグリコヘモグロビン分析装置「A1c iGear」を開発し、株式会社三和化学研究所、協和メデックス株式会社の二社を通じて、薬局からクリニック、開業医、中小病院などへ2014年7月31日から発売します。なお、初年度1,000台の国内向けでの出荷を計画しています。
当社では、2009年から糖尿病のコントロールの指標であるHbA1c検査を行うグリコヘモグロビン分析装置を開発・製造し、上記の二社を通じて販売し、1,500台超を出荷しています。この装置は、血液1μリットルにより約6分間で測定できる迅速・簡便さなどが、開業医・クリニック・中小病院などから高い支持をいただき、先行していた海外大手メーカーの市場の約20%を獲得しています。
厚生労働省の平成24年国民健康・栄養調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」「糖尿病の可能性を否定できない人」は合計約2,050万人に達しており、糖尿病の早期発見が課題となっています。その解決策の一つとして、筑波大学矢作直也准教授が「糖尿病診断アクセス革命」として、東京都足立区と徳島県の20ヶ所の薬局にてスクリーニングを実施しており、当社の検査装置が採用されています。さらに、本年4月から臨床検査技師等に関する法律の一部が改正され、「検体測定室」を届出し、受検者が自分で採血をするなどの一定の条件を満たせば、薬局などでの糖尿病など生活習慣病8項目の検査が可能になり、今後糖尿病検査はより身近になると予想しています。
※以下、製品画像・リリース詳細は添付の関連資料を参照
■参考
会社名:株式会社サカエ
設立:昭和27年7月
資本金:9,300万円
代表者:代表取締役社長 松本弘一
売上高:約36億円(平成26年3月期)
事業所本社:東京都港区新橋1−11−4 三栄ビル
工場:鬼石工場(群馬県)、第三工場(埼玉県)、鬼石LAB(群馬県)
海外:香港榮有限公司
社員数:135名
主要製品:・糖尿病検査装置や臨床検査装置、臨床検査診断薬
・事務用機器(シュレッダーなど)
・ヒーター機器(民生用、産業用)