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日本チェーンストア協会、6月の販売概況を発表
平成26年6月度・チェーンストア販売概況
★全体の概況
※会員企業数 60社/店舗数 9,228店
※総販売額 1兆605億円(店舗調整前)100.0%(店舗調整後)97.2%
<部門別の概況>
・食料品 6,706億円 (店舗調整前)102.5% (店舗調整後)99.3%
・衣料品 1,067億円 (店舗調整前)91.4% (店舗調整後)90.7%
・住関品 2,173億円 (店舗調整前)98.5% (店舗調整後)95.0%
・サービス 30億円 (店舗調整前)103.6% (店舗調整後)91.9%
・その他 628億円 (店舗調整前)95.1% (店舗調整後)94.8%
平成26年6月度は、食料品は、相場高の影響もあり畜産品が好調だったほか、農産品や惣菜の動きが良かったが、衣料品が、気温上昇の遅れから夏物関連商品が伸び悩み、住関品も不調だったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、3カ月連続のマイナスとなった。
★商品別の動き
<食料品>
●農産品
農産品は、ジャガイモ、玉ねぎなどの土物野菜、カット野菜などは好調だったが、トマト、ピーマンなどは伸び悩んだ。果物では、サクランボやキウイが好調だったが、輸入柑橘類、リンゴなどが不調だった。
●畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに好調だった。ハム・ソーセージ、鶏卵も好調だった。
●水産品
水産品は、マグロや刺身類のほか、サワラ、スルメイカも好調だったが、ブリ、うなぎ、塩鮭、エビ、魚卵などは不調だった。
●惣菜
惣菜は、温惣菜は揚げ物、スナックは好調だったが、中華、焼き物は不調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜とも動きは良かった。米飯や寿司も好調だった。
●その他食品
その他食品は、乳製品、特定保健用食品飲料、乳酸菌発酵飲料、インストアベーカリー、菓子の動きは良かったが、調味料、冷凍食品、飲料、米、酒類や涼味関連商品、納豆などは不調に終わった。
<衣料品>
●紳士衣料
紳士衣料は、カジュアルショートパンツ、半袖Tシャツなどの動きはよかったが、ジャケット、ドレスシャツ、半袖シャツ、スラックスなどは不調だった。
●婦人衣料
婦人衣料は、カットソー、ジーンズ、ニットなどは好調、初夏物のカジュアルシャツなどの動きもよかったが、フォーマルやワンピース、スカート、レギンスなどは不調だった。
●その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人カジュアルシューズ、カジュアルソックスは好調だったが、紳士・婦人・子供肌着、ホームウェアは不調だったほか、帽子や日傘などの季節商材も不調に終わった。
<住関品>
●日用雑貨品
日用雑貨品は、男児玩具、携帯ゲームソフト、ステンレスボトルなどは好調だったが、ペーパー類、ラップ、アルミホイルなどは不調だった。
●医薬・化粧品
医薬・化粧品は、殺虫剤、防虫剤は好調だったが、カウンセリング化粧品、制汗剤や日焼け止めなどのボディケア、フェイスケア、フェイスメイク、ヘアメイク、ヘアケア、洗剤は不調だった。
●家具・インテリア
家具・インテリアは、インテリア小物、トイレ・バス用品などが好調だったが、敷パッドやタオルケットなどの寝具類、カーペットなどが不調だった。
●家電製品
家電製品は、冷蔵庫、洗濯機などは好調だったが、液晶TV・レコーダー、エアコン、掃除機などは不調だった。
●その他商品
その他商品は、ペットフード、スポーツシューズは好調だったが、電気自転車などは不調だった。
<サービス・その他>
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は5.9%であった。
*「チェーンストア販売統計(月報)平成26年6月度速報」は添付の関連資料を参照
※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス;http://www.jcsa.gr.jp